概要
どぐら氏が、コンボ補正を「段階」という考え方で説明した配信の切り抜きです。基本の減衰テーブルを示したうえで、技ごとに設定された特殊補正が「補正を何段階進めるか」という形で効いていること、始動に使ったときと中継に使ったときで補正が別物であること、そしてスーパーアーツの最低保証によってSAゲージが実質的な体力差になっていることまで扱われます。トレーニングモードの補正値表示を見ながら、複数キャラの実例で数字を確認していく形式です。
内容
扱われている主なテーマ
- コンボ補正の基本テーブル(何発目が何%か)
- 「段階補正」という考え方 ― 特殊補正は補正を何段階進めるか
- 始動に使ったときの補正と、コンボの中継に使ったときの補正は別物であること
- キャンセルドライブラッシュに掛かる特殊な補正
- 補正を使い切って10%になった状態
- スーパーアーツの最低保証と、SAゲージが体力差として働くこと
- キャラごとにコンボの減り方が違う理由
- スーパーアーツキャンセル(スパキャン)に掛かる補正と、その例外
- ドライブインパクトを生で当てた場合とキャンセルした場合の違い
具体手順
抽出できた範囲:動画内でトレーニングモードの補正値表示を見ながら示された内容を記載します。自動生成字幕の数値が不安定な箇所は、その旨をメモに記載しています。
① 基本の減衰テーブル
- 例外や特殊補正が掛かるものを除くと、
- 1段目 100%
- 2段目 100%
- 3段目 80%
- 4段目 70%
- 5段目 60%
- 以降 50% → 40% → 30% …と減っていく
- 最終的に10%まで下がり、そこで止まる。10%になった状態は「補正を使い切っている」状態で、その後は何を入れても10%以上のダメージは出ない。
②「段階補正」という考え方
- 技によっては特殊補正があり、それは「補正が何段階進むか」という形で効く。
- 2段階補正が掛かる技を入れると、通常なら1段階しか進まないところが2段階進む。結果として本来より10%多く減る。
- 例:ジュリのオーバードライブ技で、3発目なのに70%になっている。本来80%のはずが、2段階補正のため一段多く進んでいる。
- 小技は全部特殊補正が付いている(2段階補正)。
- ベガの弱攻撃には3段階、あるいは4段階の補正が付いている、という例も挙げられています。
- 一般に、コンボを中継するような技には2段階補正が掛かっていることが多い。
③ 始動の補正と中継の補正は別物
- このゲームは分かりづらいが、始動補正と、コンボの中継に使ったときの補正は別。
- 例:しゃがみ大Pは始動に使うと普通の補正の掛かり方をするが、コンボの中継に入れると途端に補正が悪くなる。3発目で75%になる。
- 「コンボダメージの横のパーセント表示がぶれるのはなぜか」と思ったら、特殊補正が付いているケースが多い。
④ キャンセルドライブラッシュの補正
- キャンセルドライブラッシュには、もともと特殊な補正が入っている。
- 例:ルークでキャンセルドライブラッシュを挟むと72%と表示される。
- したがってキャンセルラッシュはお手軽にコンボが伸びるが、補正が掛かっているため最適ではない、ということが多い。
⑤ スーパーアーツの最低保証
- スーパーアーツには最低保証がルールとして決まっている。どれだけ補正を使い切っていても、そこまでは戻る。
- SA1:30%
- SA2:40%
- SA3:50%
- 例:補正が8%まで下がっている状態でも、SA1を当てると30%に戻る。
- ベガの場合、SA1が2000ダメージなので30%で約700、SA2が3000ダメージなので40%で約1200。SA3は4000ダメージ級なので50%で最低2000。
- この最低保証があるからSAコンボで倒しきれる。SAゲージが3本ある側は、相手の体力が2000少ないようなもの、という言い方がされています。最終ラウンドでゲージを持っていることの意味がここにある。
⑥ キャラごとにコンボの減り方が違う理由
- マリーザのフルコンボが減るのは、オーバードライブ・クアドリガ(1500ダメージ)に特殊補正が付いていないため。画面端のフルコンボでも4発目がきちんと70%になっている。
- 逆に、以前ディージェイのコンボが非常に減っていたのは、特殊補正が乗っていなかったから。その後「コンボが減りすぎた」として補正が乗せられ、減らなくなった。
- ベガのサイコ系の技は始動補正しか付いていないものと、3~4段階の補正が付いているものがある、という説明がされています。
⑦ スーパーアーツキャンセル(スパキャン)の補正
- 必殺技をスーパーアーツでキャンセルすると、2段階ほど補正が乗る。
- 例:ディージェイの強マシンガン系の技を途中でスパキャンすると90%になる。
- 例外:オーバードライブ技からのスパキャンには補正が掛からない。 ディージェイの例で、3技目なのに80%のまま。
⑧ ドライブインパクトの生当てとキャンセル
- ドライブインパクトを生で当てた場合は補正が1段階しか進まない。補正が緩い。
- 一方、必殺技などからキャンセルして出した場合は補正が掛かり、50%になる。
- 「生(ノーキャンセル)だと補正が乗らない、ダメージは得をする」という整理です。
⑨ 冒頭の話題(補正の本題の前)
- パリィ関連のアップデートで強くなった技として、テリーのラウンドウェイブ(下段パリィでないと取れない)と、ドライブラッシュ中段が挙げられています。
- ドライブラッシュ中段はジャストパリィをほぼ取られない。話者自身のランクマッチでも取られた回数が0だった、とのこと。
- そこから「ドライブラッシュ中段、というよりドライブラッシュ打撃に補正を入れた方がいいのでは」という話になり、補正の解説へ移っています。
元動画・記事
- どぐら 生駒デビル「同じ技でも繋げ方で減り方が変わる! スト6のコンボ補正について解説するどぐら」(2025-10-12 投稿、約11分)
メモ
- 検証の有無:検証あり。トレーニングモードのコンボ補正値表示を見ながら、ルーク・ジュリ・マリーザ・ディージェイ・ベガ・テリーなど複数キャラで実際に数字を出して確認しています。ただし個々の技の補正値を網羅的に測る形ではなく、その場で気づいた例を確認していく配信形式です。
- 対象バージョン:記載なし。投稿日は 2025-10-12。2025.10.15 update の3日前にあたります。テリーが登場済みで、ドライブラッシュ中段とジャストパリィの関係に触れています。個別技の特殊補正はアップデートで変更され得ます。実際、動画内でもディージェイの補正が後から乗せられたという調整の実例が挙げられており、技ごとの補正値は現在のフレーム表で確認し直す必要があります。一方、基本の減衰テーブル、段階補正という仕組み、スーパーアーツの最低保証(SA1=30% / SA2=40% / SA3=50%)は、変更の告知がない限り共通仕様として扱えます。
- 🔎 公式のバトル変更リストとの突き合わせ(2026-08-27 時点)
- Year4(2026-08-03)では、全ファイター共通のバトルシステム調整は入っていません。公式の方針文に「尚、今回はバトルシステムの調整や全体に関わる大きな修正は無く、キャラクター個別のバトル調整と不具合修正のみとなります。」とあり、「全ファイター共通」の項目はドライブリバーサルの不具合修正1件のみでした(「相手のドライブリバーサルの暗転中に後ろ入力を行った際、それまでのコマンド入力やボタン入力が打ち消されないように修正しました。」)。
- この記事の投稿日(2025-10-12)より後に、公式が「全ファイター共通」として変更を入れている項目は次のとおりです。
- ドライブラッシュ:2025-10-15/2026-03-17/2026-04-15
- SAゲージ:2025-10-15/2025-11-13/2026-05-28
- ドライブインパクト:2026-03-17
- 上記の項目については、記事中の数値や挙動をそのまま現在の値として扱わないでください。 必要なら該当日の原文を変更リストで確認してください。
- キャラ依存かどうか:全キャラ共通。ルーク・ジュリ・マリーザ・ディージェイ・ベガ・テリーの技が例として多数出てきますが、いずれも「この技にはこういう特殊補正が付いている/付いていない」という具体例で、説明されている仕組み(段階補正、始動と中継の違い、SAの最低保証、スパキャンの補正)は全キャラ共通です。
- 情報源どうしで検証結果が食い違っていたもの:基本の減衰テーブルについて、なお氏の「コンボ補正の計算方法について」(2024-02-24)の自動生成字幕は「100%/100%/80%/70%/20%」と読める形になっており、4段目より後が確定できませんでした。本記事の情報源は「1・2段目100%、3段目80%、4段目70%、5段目60%、50%、40%、30%」と明示しており、10%刻みで下がるという点で両者は一致します。前者の「20%」は字幕の誤認識と判断できます。食い違いではなく、後者によって前者の欠損が補われた形です。
- 用語集にある語:キャンセル/ドライブラッシュ/ドライブインパクト/ドライブゲージ/スーパーアーツ/ジャストパリィ/中段/下段/画面端/パニカン/リーサル/オーバードライブ。
- 用語集に無い語:コンボ補正/段階補正/特殊補正/始動補正/補正値/最低保証/スパキャン(スーパーアーツキャンセル)/キャンセルドライブラッシュ/生(ノーキャンセルで出すこと)/フルコンボ/トレーニングモード。このうち 段階補正 はこの記事の中心概念で、公式フレーム表の表記とも対応する語です。最低保証 はスーパーアーツの運用を理解するうえで必須の語であり、用語集にないのは不足だと思われます。スパキャン も上級者の解説で頻出する略語です。追加候補として推せます。
- 確定できなかった点:
- 冒頭に出てくる「安転ジャスパ」は、自動生成字幕の誤認識で 「暗転ジャスパ」 が正しいと考えられます。同ページに収録した「Year3のシステム調整」(2025-06-04)によれば、Year3 でジャストパリィの暗転条件が判定ごとに分かれ、上段・中段・ジャンプ攻撃は立ちガードから、下段はしゃがみガードからパリィしないと暗転しなくなりました。この動画で「暗転ジャスパで一番強くなった技」としてテリーのラウンドウェイブ(下段パリィでないと取れない)とドライブラッシュ中段(立ちパリィが必要なため取られにくい)が挙げられているのは、その変更の直接の帰結です。
- ジュリの例として挙げられた技名が字幕で「OD案件」となっており、どの技か確定できませんでした。
- ベガのサイコ系の技について「3段階か4段階か」を話者自身が言い切っておらず、確定できません。
- ディージェイの技名が字幕で「大マシンガン」となっており、正式名称を確定できませんでした。
- SA1・SA2・SA3 の最低保証の数値は、字幕が「SA1は30%」「SAには補正が40%」「最高でSAは50%」という乱れた形になっており、SA1=30% / SA2=40% / SA3=50% と読み替えていますが、確実ではありません。ベガのSA1が2000ダメージで約700、SA2が3000ダメージで約1200という計算例とは整合します。
- 末尾のベガの弱攻撃に関する部分は字幕の乱れが大きく、内容を確定できませんでした。
- 判断に迷った点:キャラ名と技名が非常に多く出てくるため、キャラ依存の情報にあたるかを迷いました。ただし、いずれも「なぜこのキャラのコンボは減るのか/減らないのか」を補正の仕組みで説明するための実例であり、キャラ固有のコンボレシピを扱っているわけではないため採用しました。