概要
Year3 で入ったシステム面の調整のうち、影響の大きい4つをまとめた動画です。とりわけ重要なのがジャストパリィの変更で、技の判定に応じて立ちガードからパリィするか、しゃがみガードからパリィするかを使い分けないと、ジャストパリィが暗転しなくなりました。 ほかに投げ抜けでゲージが溜まるようになった変更、大足払いから受け身が取れるようになった変更も扱われ、それぞれ公式の調整方針にも触れられています。
内容
扱われている主なテーマ
- モダンタイプで使えるジャンプ攻撃が増えたこと
- ジャストパリィの暗転条件が判定ごとに分かれたこと
- 判定ごとにどちらのガードからパリィすべきか
- 暗転しないジャストパリィがどう扱われるか
- 投げ抜けにドライブゲージ・SAゲージが付いたこと
- その調整の公式方針と、生まれそうな新しい駆け引き
- 大足払いから受け身が取れるようになったこと
- 例外となる技と、公式の調整方針
具体手順
抽出できた範囲:動画内で説明された4つの変更点を順に記載します。
① モダンタイプの強化(0:10-)
- アシストボタンを押しながら出せるジャンプ攻撃が増えた。
- 例として、モダンのリュウは以前はジャンプ弱K・ジャンプ中K・ジャンプ強Pの3つだけだったが、全てのジャンプ攻撃が使えるようになった。
- これにより、クラシックでしかできなかったコンボがモダンでもできるようになったキャラがいる、と紹介されています(モダンのルークが画面端のコンボを取得した例など)。
② ジャストパリィの仕様変更(1:12-)
- これまでは、立ちガードでもしゃがみガードでも、ジャストパリィが成立すれば暗転していた。
- Year3 からは、相手の技の判定に応じて「立ちガードしながらパリィ」と「しゃがみガードしながらパリィ」を使い分ける必要がある。
| 相手の技の判定 | 暗転させるために必要なパリィ |
|---|---|
| 上段判定(例:リュウの強P) | 立ちガードからパリィ |
| ジャンプ攻撃 | 立ちガードからパリィ |
| 中段判定(ドライブラッシュ中段など) | 立ちガードからパリィ |
| ドライブインパクト(上段判定) | 立ちガードからパリィ |
| 下段判定(中足など) | しゃがみガードからパリィ |
| 飛び道具 | 従来どおり、立ち・しゃがみどちらでも可 |
- 例:リュウの強Pをしゃがみガードからパリィしても、硬直差は −2F のままで変わらない。立ちガードからパリィすれば暗転し、以前と同じように確定反撃が入る。
- 飛び道具については状況も変わっていない(ジャストパリィ後のジャンプはこれまで通り)。
- 暗転しなかったジャストパリィは、通常のドライブパリィと同じ扱いになり、ドライブリバーサルでキャンセルできる。
- 影響として、ドライブラッシュ中段が強くなりそう、これまでに比べてジャストパリィの難易度が上がりそう、と述べられています。
- ドライブインパクトについては「確定反撃を入れたいなら立ちガードからパリィする必要があるが、普通にインパクト返しをすればよい」とされています。
③ 投げ抜け(グラップ)の仕様変更(3:24-)
- 投げ抜けをした側に、ドライブゲージとスーパーアーツゲージが溜まるようになった。
- 動画内の実演では、投げ抜けした側のドライブゲージが1本、SAゲージが少し溜まっています。
- 公式の調整方針として紹介されている内容:相手の投げに対する防御方法として、投げ抜けよりもバックジャンプや後方ステップの方がリターンを伴う状況が多く、わざわざ投げ抜けを使う必要性が少なかった。そこで防御側の選択肢として投げ抜けの価値を上げる調整をした。
- 生まれそうな駆け引きとして、ゲージ回復のために意図的に投げ抜けの状況を作る/それを見越して守る側がシミーを狙う、といった新しい戦略が挙げられています。
- 懸念点として、相手のオーバードライブ技をガードした後にこちらが投げ抜けをすると、相手にゲージが溜まってしまう点が挙げられています。
④ 大足払いの変更(4:38-)
- 大足払い(しゃがみ強K)が、ノーマルヒットとカウンターヒット時に受け身を取れるようになった。
- 以前はノーマルヒットでも受け身不可だった。Year3 からはパニッシュカウンター時のみ受け身不可。
- 例外:ディージェイやエレナのスライディング系の技は、これまで通りノーマルヒットでも受け身不可。
- 一方、ブランカとベガのものは受け身が取れる、とされています(理由は不明とのこと)。
- 公式の調整方針:これまでは大足払いから手軽に画面の入れ替えができていたため、その戦法を抑制するための調整。
- あわせて、しゃがみ足払いは攻撃持続1フレーム目のやられ判定を縮小し、相手の置きに勝ちやすくなっている、とされています。
- 影響として、画面端の入れ替えが少ししづらくなりそう、と述べられています。
⑤ 柔道について(5:29-)
- 調整前に注目されていた柔道についても触れられていますが、本記事では内容を取得できていません。
元動画・記事
- ぷにぷにの格ゲー解説ちゃんねる【ずんだもん】「神アプデ来た!? Year3の注目システム調整まとめ!この変更で環境激変か」(2025-06-04 投稿、約6分)
- 概要欄の目次:0:00 オープニング/0:10 モダン強化/1:12 ジャストパリィ仕様変更/3:24 グラップの仕様変更/4:38 大足払いが受け身可能に/5:29 柔道は・・・/5:41 エンディング
メモ
- 検証の有無:説明のみ。ゲーム画面で変更後の挙動を実演し、公式の調整方針にも言及していますが、独自の計測や検証は行われていません。ただし公式の調整内容をなぞる形なので、情報の出どころははっきりしています。
- 対象バージョン:記載あり(Year3 の調整として明示)。投稿日は 2025-06-04。このページに収録した情報源の中で、対象バージョンが特定できる数少ない記事です。 情報源は「Year3 の調整」と呼んでいますが、公式の版名では 202506 Ver.(2025年6月)にあたります。ここで説明されている内容はこの回で入った変更で、それ以降の調整は含まれません。逆に言えば、202506 Ver. より前の情報源(このページに収録した2023年~2025年前半の記事)を読むときは、ここで挙げられた4点が変更されている前提で読む必要があります。
- 🔎 公式のバトル変更リストとの突き合わせ(2026-08-27 時点)
- Year4(2026-08-03)では、全ファイター共通のバトルシステム調整は入っていません。公式の方針文に「尚、今回はバトルシステムの調整や全体に関わる大きな修正は無く、キャラクター個別のバトル調整と不具合修正のみとなります。」とあり、「全ファイター共通」の項目はドライブリバーサルの不具合修正1件のみでした(「相手のドライブリバーサルの暗転中に後ろ入力を行った際、それまでのコマンド入力やボタン入力が打ち消されないように修正しました。」)。
- この記事の投稿日(2025-06-04)より後に、公式が「全ファイター共通」として変更を入れている項目は次のとおりです。
- ドライブラッシュ:2025-10-15/2026-03-17/2026-04-15
- ドライブゲージ:2025-10-15/2025-12-16/2026-05-28
- SAゲージ:2025-10-15/2025-11-13/2026-05-28
- 投げ抜け:2026-05-28
- ドライブインパクト:2026-03-17
- 上記の項目については、記事中の数値や挙動をそのまま現在の値として扱わないでください。 必要なら該当日の原文を変更リストで確認してください。
- キャラ依存かどうか:全キャラ共通。リュウ、ルーク、ディージェイ、エレナ、ブランカ、ベガの名前が出てきますが、いずれも共通調整の例外や具体例です。①~④はいずれも全キャラに影響するシステム調整です。
- 情報源どうしで検証結果が食い違っていたもの:食い違いではありませんが、この記事は他の情報源の未解明部分を解決します。
- どぐら氏「同じ技でも繋げ方で減り方が変わる!」(2025-10-12)の冒頭に「暗転ジャスパで一番強くなった技」という語が出てきますが、その記事だけでは何を指すのか確定できませんでした。この記事の②が、その「暗転」の意味(ジャストパリィ成功時に画面が暗転すること)と、暗転条件が判定ごとに分かれた変更を説明しています。 どぐら氏が挙げた「テリーのラウンドウェイブは下段ジャストパリィでないと取れない」「ドライブラッシュ中段はジャストパリィをほぼ取られない」という指摘は、この②の変更の直接の帰結です。
- ACQUA 氏「中級者から上級者になるためのテクニック10選」(2025-12-31)の「立ちジャストパリィとしゃがみジャストパリィで難易度が上がった」という発言も、この変更を指しています。同氏が「ドライブラッシュ中段に対して立ちジャストパリィを狙え」と言っているのは、②の表のとおり中段判定には立ちパリィが必要だからです。
- 一方、ももち氏の動画(2022-12-16、発売前)で語られたジャストパリィの内容は、この変更より2年半以上前のものです。 立ち・しゃがみの区別がなかった時代の話であることに注意が必要です。
- 用語集にある語:ジャストパリィ/ドライブパリィ/ドライブリバーサル/ドライブラッシュ/ドライブインパクト/ドライブゲージ/インパクト返し/投げ抜け/受け身/中段/下段/上段/パニカン/シミー/画面端/置き/モダンタイプ/クラシックタイプ/アシストコンボ/確反/オーバードライブ/グラップ(投げ抜けの俗称)
- 用語集に無い語:暗転/暗転ジャスパ/SAゲージ/大足払い(大足)/足払い/やられ判定/判定(上段判定・下段判定・中段判定)/画面入れ替え/バックジャンプ/後方ステップ/柔道/アシストボタン。このうち 暗転 は②の中心にあり、この語を知らないと Year3 以降のジャストパリィの解説が読めません。用語集への追加候補として、このページ全体で最も優先度が高い語のひとつだと思われます。 やられ判定 も④に出てくる基本語ですが用語集にありません。大足払い(大足) は、この動画の元になった公式の調整項目名でもあります。
- 確定できなかった点:
- ⑤の柔道に関する部分(5:29-5:41)の内容を取得できませんでした。
- ③の「相手のオーバードライブ技をガードした後に投げ抜けすると相手にゲージが溜まる」という懸念の、具体的な技名を確定できませんでした(字幕では「オディシュとカオーディスト」となっています)。
- ①でモダンの強化例として挙げられたキャラのうち、リュウとルーク以外のキャラ名を確定できませんでした。
- ②の「上段判定の技をしゃがみパリィすると −2F のまま」という数値は、リュウの強Pという特定の技の例です。
- 自動生成字幕が「暗転」を「安転」、「モダン」を「無断/モ段」、「投げ抜け」を「グラック」と誤認識しており、いずれも文脈から読み替えています。
- 判断に迷った点:特にありません。全キャラ共通のシステム調整であり、「アップデートによる仕様変更の検証」というこのページの題材に直接あたります。