概要
「相手の技が自分に即届く距離=レッドゾーン」という線を1本引いて、その内と外で振る舞いを変える、という立ち回りの土台を解説した動画です。
投稿者いわく 「MRが結構ある人は、これを無意識に絶対に持っている」。基礎的すぎてあまり言及されないが、シルバー・ゴールド・プラチナ帯にとって実は重要、という位置づけです。
「ダイヤに行きたい」と思ったときに何を意識すればいいか、という問いから始まっています。
内容
扱われている主なテーマ
- レッドゾーン(相手の最長通常技が届く距離)という考え方
- レッドゾーンの内と外で何を変えるか
- ターンの判断(技をガードした/攻撃を食らった)
- レッドゾーンの外にいることで成立する「強い後出し」
- レッドゾーンを飛び越える手段(ジャンプ、ドライブラッシュ)
- ドライブインパクトが強い距離・弱い距離
- 「ガード待ち」への対応
具体手順
抽出できた範囲:自動生成字幕からの書き起こしです。考え方の全体像は再構成できました。 画面上で距離を示しながらの解説なので、「ここ」「この辺」で示される具体的な間合いは文章化できていません。
0. 前提
- ダルシムと本田は例外として扱わない(後述)。
- まず「どこで戦えばいいか」「どの辺なら自分はいていいか」を、ざっくり感覚的でいいから知っておくことが非常に大事。
1. レッドゾーンとは
「相手キャラを目の前にしたときの、相手の攻撃が自分に即届くゾーン。」
- 判定の基準は、相手の一番リーチの長い通常技。
- 必殺技は一旦除外する(ガードされたときのリスクがある、特定条件でしか使えない、など理由があるため)。
- キャラごとに違う。 動画内ではジュリ、ケン、キャミィなどについて実際に画面上で線が示されています。
2. レッドゾーンの外にいるとき
- 相手の技が届かないので、細かくガードしながら近づく必要はない。 普通に歩いていける。
- ⚠️ 「ここから先はダメ」というラインを超えて、のこのこ入っていくのが一番危ない。
- レッドゾーンに入ったら、一気に慎重さを上げる。
3. レッドゾーンの中にいるとき
- 相手の技が届く距離なので、「自分も技を振る」か「しっかりガードする」かのどちらか。
- ⚠️ ここでフラフラするのは絶対にダメ。
- 相手のターンだと思ったら、一度離れる。
- 自分のターンだと思ったら、技を振る/歩く/ドライブラッシュをかける。
4. ターンの判断(この動画の核)
| 状況 | 判断 | 行動 |
|---|---|---|
| 相手の技をガードして、自分が先に動ける | 自分のターン | 技が届く距離にまだいるなら技を振る。 ドライブラッシュをかける、歩いて投げに行く、など |
| 攻撃を食らった | 基本的に自分のターンではない | しゃがみガードする |
- ⚠️ 攻撃を食らって「距離が近い」からといって殴りかかると、非常に負けやすい。
- 攻撃を食らった後は距離が近いので、立ちガードではなく(下段に対応できる形で)守る。 下がれるなら下がるのが望ましい。
裏の手
- 相手が先に動ける状況で、「どうせ投げてくるだろう」と読んでボタンを押すというやり取りもある。
- ⚠️ ただし相手が先に動ける状況でボタンを押すこと自体が不利なので、負けやすい行動。あくまで裏の手。
5. レッドゾーンの「ギリギリ外」に立つと何が起きるか
- 相手は「届きそうだ」と思って技を振ってくる。 相手が踏み込んでくるかもしれない、と考えるため。
- ギリギリ外で止まっていると、相手の技が空振る。
- 空振った後にボタンを押すと、間に合っていなくてもよい。
- 相手は硬直中で動けないので、技が間に合えばパニッシュカウンター。
- 間に合わなくても、自分のほうが先に動いているので、そんなに負けることはない。
- これが「強い後出しの押し方」。レッドゾーンのギリギリ外にいることで成立する。
6. レッドゾーンを飛び越える手段
① ジャンプ
- レッドゾーンを一気にすっ飛ばす。
- 相手の技と噛み合えば刺さるし、弾と噛み合えば刺さる。
- ⚠️ 相手が何もしなければ対空される。
② ドライブラッシュ
- 地上戦のやり取りをすっ飛ばす手段。
- 使うかどうかはその瞬間ごとに考える。
- やり取りの例:小技をガードされて相手が少し有利 → 「ここでドライブラッシュが来るかも」と思ってドライブラッシュ止めを狙う → 来なかったのでまた元に戻る、という往復。
- 自分がドライブラッシュを狙う場面:相手がめちゃくちゃ差し返しを狙っていて、技を当てに行きたいが距離が遠いとき。
7. ドライブインパクトが強い距離・弱い距離
強い場面:相手が最大射程の技を振ってくるとき
- 相手が「射程最大の技をめちゃくちゃ振ってくるな」と感じたら、そこにドライブインパクトを合わせる。
- 理由:射程最大の牽制技は大体が大攻撃で、大攻撃の牽制技は大体ドライブインパクトに弱い。 ケンの大攻撃、ジュリの大攻撃、ベガの大Pなど。
- 「自分がここに立っていたら振ってくるだろう」という読みで撃つ。
⚠️ 弱い場面:距離が近いとき
- 近い距離であればあるほど、ドライブインパクトはあまり強くない。
- 理由:踏み込んでいることで、相手が振る技が**「でかくて長い牽制技」ではなく、次の(短くて速い)技になるため。**
8. 相手が「ガード待ち」のとき
- 相手がインパクト返しを狙って「来い来い」と待っている場合は、レッドゾーンをすっ飛ばして一気にドライブラッシュを仕掛けるという選択肢が生まれる。
- 相手が「ドライブインパクトが来た」と思って慌ててパリィするところを、あえて投げるという手もある。
- 逆に「インパクトは返さなくていいから、とりあえず前進だけ止める」という待ち方もある。 返せなくてもガードできればいい、という構え。
- 相手がガード待ちをしている=技を振らないということなので、細かく様子を見ながらレッドゾーンの中に入っていく。
- そうすると、近づいてきたところにキャンセルドライブラッシュをぶつけられて択を仕掛けられたり、距離を調整しようとしてドライブインパクトを食らったりという展開になる。
- 「これで、割と強い人の対戦でよく見るような絵になってくる。」
まとめ
「この辺を考えるために一番最初に意識しなければいけないのが、『どこで技が届くか』という危険ゾーンを、頭の中におおよそでいいから入れておくこと。そして、その内と外でガードの慎重さを上げたり下げたりすること。」
- ゴールド・シルバー・プラチナの人にとって、実はここが結構大事。
- MR1500以上ある人は、ここを非常にナチュラルに、おおよそ分かっている。
- 「基礎的な睨み合いのやり取りの部分だからこそ、あまり言及されないが大事なのではないか。昔から格ゲーをやっている人はみんな知っているレベルなので、逆に言ってもらえない。」
例外キャラ
- ダルシムと本田は、この考え方の枠から外して扱われています。
- **本田については「横軸が全部レッドゾーン」**と述べられています。
元動画・記事
- 【初級&中級者向け】理解して上達が早まる、スト6の超基本の位置取りや読み合いを解説! — ぷげら pugera(2024-07-13)
メモ
- 対象ランク帯:シルバー〜プラチナ帯向け(冒頭で「シルバーとかゴールドとかで、もうちょい盛りたい、ダイヤになりたいと思ったら」と述べ、締めでも「ゴールドとかシルバーとかプラチナとかの人は、実はこういうところも結構大事」と明言されています)
- 具体的な手順の有無:方針のみ。トレーニングモードの設定手順や練習メニューは含まれていません。 実戦での位置取りの考え方が中心です。
- 用語集にある語:立ち回り/差し合い(地上戦として言及)/差し返し/対空/パニカン/ドライブインパクト/ドライブラッシュ/インパクト返し/ジャストパリィ(パリィ)/下段/択/固め/キャンセルラッシュ
- 用語集に無い語:
- レッドゾーン(投稿者の用語。相手の最長通常技が届く距離帯)
- ターン(どちらが先に動ける状況にあるか)
- 牽制技
- 射程/最大射程
- ラッシュ止め(相手の生ドライブラッシュを技で止めること)
- ガード待ち
- MR
- ランクの仕組みそのものには触れていません(MR1500という数値が実力の目安として1回出てくるのみ)。
- 時期について:2024年7月の動画です。Year4アップデート(2026年8月3日)より前ですが、内容は間合いの考え方なので現在でも通じます。 ただし各キャラの最長通常技は調整で変わる可能性があります。
- 音声は自動生成字幕(ASR)です。以下のように補正しました。
- 「スイートファイター」「スイトファイター」「ストロー」→ ストリートファイター/スト6
- 「レッドゾン」「ヘッドゾーン」→ レッドゾーン
- 「ラシュ」「ラシ」「チシラシュ」→ ドライブラッシュ
- 「ラシ止め」→ ドライブラッシュ止め
- 「耐久」「体育」→ 対空
- 「タチガード」→ 立ちガード
- 「剣」→ ケン、「ジリ」→ ジュリ、「キャミー」→ キャミィ、「ホダ」→ 本田
- 「立大系」「大形」→ 立ち大K/大攻撃
- 「タ」「択」→ 択
- 「小太郎」→ 小技(文脈から)
- 「パンク」→ ※投稿者が引用している別のプレイヤー名と思われますが確定できませんでした
- 確定できなかった箇所(推測で埋めていません)
- 各キャラの「一番長い通常技」が具体的にどの技か(画面上で示されており、字幕では技名が読み取れません)。ジュリ・ケン・キャミィについて言及されていますが、技名は確定できません。
- 「レッドゾーン」という呼び方の出どころ(「パンクはレッドゾーンと言っていた」という言及がありますが、人物名を確定できませんでした)
- ゴールド帯・プラチナ帯それぞれに向けた個別の言及の細部