概要
クラシック操作のケンでダイヤからマスターに昇格するまでにやったことを、練習手順つきでまとめた記事の前半部分です。「シンプルに強い行動」として6項目を挙げ、それぞれにトレーニングモードのレコード設定と段階的な練習メニューが書かれています。
⚠ 筆者の前提:「スト6の上達法は様々な順番と選択肢がありますが、多少難しくてもシンプルに強い行動を重視しました。一度覚えれば好不調の波に振り回されづらく、後々ずっと役に立つんじゃないかなと勝手にそう思ってます。本当のところは強くなった後でないと分からんけど。」
⚠ 入力の解説について:「昇龍拳は入力のコツを極めた方がいいのですが、それがデバイスによって違います。この記事ではレバーアケコン中心の解説しかできません。レバレスは特にぜんぜんわからないので参考にならないかも。」
この記事は長いため、当サイトでは内容ごとに複数の記事に分けています。 ここでは「シンプルに強い行動」を扱います。
内容
- 対空昇龍拳
- ドライブインパクト返し(練習方法/第一段階〜第三段階)
- 中足からの強龍尾脚(入力速度の筋トレ)
- シミーか振り向き昇龍拳(第一段階/第二段階)
- しゃがみ中Kドライブラッシュのヒット確認(第一段階/第二段階)
- 遅らせ投げ抜け
具体手順
0. 記事の用語(原文の説明)
| 用語 | 記事の説明 |
|---|---|
| テンキー表示 | 左手の方向キー入力をテンキーで表示。基本は1P側。789(↖↑↗)/456(←N→)/123(↙↓↘) |
| しゃがみ昇龍拳 | 323(↘↓↘)の簡易入力で出す。くらい判定が低くなるので反撃までの猶予が増えて対空性能が上がる |
| 振り向き昇龍拳 | 相手にめくられる前に 6(→)を入力してそのまま 6321(→↘↓↙)を入力して出す昇龍拳。6(→)はなくても出る。最初の 3(↘)が相手と入れ替わるより前に、最後の 1(↙)が入れ替わった後に入力できていれば成立する。開始と終わりの間が長いとコマンド受付をオーバーするのでタイミングを覚える必要がある。他の対空昇龍拳より入力が忙しくない |
| ガチャ昇龍拳 | 123(↙↓↘)をガチャガチャ往復させて最後に 3(↘)を入れて昇龍拳を出す。入力は汚いが比較的メジャーな入力。レバーの得意分野で、レバーレスだと多分無理。パッドも確かいけるはず |
| 仕込み | キャンセル技を通常技の後に入力しておくこと。そうすると相手にガードかヒットした時のみ仕込んでおいた技が発動する。しゃがみ中Kドライブラッシュは基本的に仕込み技 |
| 連続ガード | ガード硬直中に技が重なって連続でガードになること。この場合何を入力しても行動不可能なので、ガードの手を離してもガードしたままになる。技で割り込むこともできない。例えば、立ち強P > 中迅雷脚 の間とか。SA初弾でガードした後に勝手にガードするのも連続ガード |
1. 対空昇龍拳
- 対空は相手の有利状況(ジャンプ攻撃)を一つ減らして、自分の有利状況(対空後の起き攻め)を一つ増やすことができる。
- ダイヤではジャンプ攻撃がかなり主流なので対空ができるだけで立ち回りは優勢にもっていきやすい。
- 正面から飛びを読んでの昇龍拳だけではなく、自分の技を振りながら対空を見たり、起き攻めをジャンプで避けられた時に追撃するなど、さまざまなバリエーションの昇龍拳を練習すると強い。
2. ドライブインパクト返しの練習
ダミーに以下をレコードします。
| レコードする行動 | 抽選率 |
|---|---|
| 前歩き10F程度 | 10 |
| 後ろ歩き10F程度 | 10 |
| ジャンプ攻撃 | 3くらい |
| ドライブインパクト | 3くらい |
第一段階
- まずはドライブインパクトを見ながら対空昇龍拳を練習する。しゃがみ昇龍拳が基本。とりあえず発生の早い弱昇龍拳でよい。
- 1Pと2Pで手の動きが全然違うのでそれぞれ練習する。
- ドライブインパクトの方が早いのでドライブインパクトを最初に意識して、対空昇龍拳は飛んでいるのを見て反応する。
- この段階では対空をしやすいように相手から一定距離を保つように歩いて調節する。
第二段階
- 対空昇龍拳のあとにドライブラッシュして起き攻めまでセットで練習する。これがあると対空のリターンは倍増する。
- ドライブラッシュは基本的には立ち弱Pで、ヒット時に中・強のコンボをつなげ、ガード時に投げ・シミー・打撃に行くイメージ。
- レコード相手にはシミーはできないので投げのみでよい。実戦では無敵をスカすために立ち弱Pを早めに打つとかも強い。
- レコードで時々ドライブインパクトも撃ってくるのでドライブラッシュ攻撃中のドライブインパクト返しの練習にもなる。
ドライブインパクトを返した場合のコンボ4種(記事の表記のまま)
| # | レシピ | 記事の説明 |
|---|---|---|
| 1 | しゃがみ強P > 強迅雷脚 > 閃火脚(強派生) | 最速は強から必殺技ならなんでも |
| 2 | 前方ステップ または 後方ステップ → 立ち強P > 奮迅脚からの必殺技 | 【奮迅脚】竜巻旋風脚がやりやすく、【奮迅脚】龍尾脚はやや難しいが「3」の垂直ジャンプ同様のコツがある |
| 3 | 垂直ジャンプ強K > 奮迅脚からの必殺技 | 「2」より少しダメージが高い。垂直ジャンプの時点で前入力を入れっぱなしにして波動コマンドで龍尾脚を打つと入力が忙しくなくタイミングを合わせやすい。【奮迅脚】竜巻旋風脚は安定しないので「2」と使い分けている |
| 4 | 垂直ジャンプ強K > ドライブラッシュ立ち強P > 奮迅脚からの必殺技 | 運びが優秀でダメージも高いが安定しないので使わなかった |
- ⚠ 記事の注記:「インパクトを返した場合は遅らせて空中に浮かせてからの目押しコンボがいくつかあります。最速で動くと浮かずに普通のコンボも入ります。」
第三段階
- しゃがみ中Kを単発で相手に当てに行く。本来はドライブラッシュを仕込むところだが練習目的がごちゃごちゃになるのでまずは単発で。技を振ると途端にドライブインパクト返しも対空も難しくなる。
- しゃがみ中Kにある程度遅れてドライブインパクトを打たれるとドライブインパクト返しが間に合う。試合中はよく起こるので練習で擬似的に再現して返すタイミングを覚える。
- しゃがみ中K空振りにジャンプ攻撃されるのもよくあるシチュエーション。これは大抵の場合は返せるタイミングなので対空できるようにしたい。
- しゃがみ中Kを当てにいくので、対空の距離が近くなる。飛びの距離に応じて見てから昇龍拳の入力方法を使い分ける必要がある。
- 下がって正面から昇龍拳をするか、めくられそうなら前進して振り向き昇龍拳にする。
- 表かめくりか分からないときはガチャ昇龍拳をする。(アケコン・パッド限定?)
3. しゃがみ中K > 強龍尾脚(入力速度の筋トレ)
- 咄嗟の対空昇龍拳は、コマンド入力が速ければ速いほどいいので、単純な入力速度を高める練習も効果的。
- しゃがみガードからの しゃがみ中Kキャンセル強龍尾脚 はそこそこ速い昇龍コマンド入力が要求されるのでおすすめ。1P/2Pでの昇龍コマンドの精度を確認できるのもいい。
- ⚠ 「練習だけなら しゃがみ中K > 昇龍拳 でも一緒やんと思うかもですが、絶対に使わないコンボはやっぱりあんまり練習しない方がいいと思うのでここは龍尾脚で。しゃがみ中K > 強龍尾脚 はたまに使うとだいたいガードで+1Fとれるので使える。」
- これもしゃがみ昇龍拳入力で、しゃがみガードから始めると難易度が高くなってよい。
4. シミーか振り向き昇龍拳
第一段階
- 振り向き昇龍拳の練習。試合中に存在し得るシチュエーションで練習したいので、ガードリバーサルに前ジャンプを登録して、しゃがみ中Kドライブラッシュから立ち弱Pを連続ガードさせる。
- シミーを想定して微後ろ歩きしゃがみガードをする。ダミーが自分の頭を超えてジャンプするので振り向き昇龍拳で対空する。(ガチャ昇龍拳でも、入れ替わってからの正面入力でも可能)
第二段階
- ガードリバーサルに投げ抜け(3Fディレイ)を加える。ランダムで投げ抜けと前ジャンプが来るので、まずは投げ抜け空振りを見てしゃがみ強Pを当てる(投げシケ狩り)。
- 前ジャンプへの対空は投げ抜けがないことを確認してからでも間に合うので後で意識するイメージで。
- 慣れてきたら投げシケ狩りはコンボにする。記事のおすすめは しゃがみ強P(パニッシュカウンター)→ 奮迅脚 > 急停止 → しゃがみ中P > 弱竜巻旋風脚 > 中昇龍拳。
5. しゃがみ中Kドライブラッシュのヒット確認
- しゃがみ中Kドライブラッシュからつなげる通常技はヒット時一番リターンが大きいのがしゃがみ強P。ケンの場合、立ち中Pなどと比べてそこまでダメージ差はないが、ドライブラッシュしゃがみ強Pから 奮迅脚 > 急停止 のコンボにいけるのでコンボ選択の猶予時間が増えるのと、運びが増えるのがメリット。
- ガードされている場合は連続ガードにして相手の無敵の暴れを防ぎたいので、立ち弱Pかしゃがみ弱Pにしたい。
- しゃがみ中Kドライブラッシュまでは入れ込んで、ドライブラッシュの出始めくらいまでにヒットかガードか確認して、しゃがみ強Pと弱を打ち分ける練習をする。
第一段階
- ドライブインパクト返しの練習と同じレコードを使ってダミーを動かす。前後歩き、前ジャンプ攻撃、ドライブインパクトに加えて次を追加する。
- しゃがみガード10F程度(抽選率10くらい)
- しゃがみ中Kを当ててみてヒットとガードが五分五分ぐらいになるように抽選率を調整する。
- ジャンプ攻撃とドライブインパクトは最初は再生オフにする。
- ⚠ 「単にランダムガードでヒット確認するのに比べて、このやり方だと当てる直前の相手の立ちとしゃがみが見えるので確認しやすく、相手が動いていて実戦向けでもあるのでおすすめです。」
第二段階
- ジャンプ攻撃とドライブインパクトを再生オンにする。対空とドライブインパクト返しを見ながらだと難易度がはね上がるので、必ずしもできなくても気にせず、まずはヒット確認を確実にできるようにする。
- 時々、しゃがみ中Kドライブラッシュのタイミングでドライブインパクトを撃たれることがあるが、これは立ち弱Pで連続ガードにしてドライブインパクト返しがかなりできる。ドライブラッシュしゃがみ強Pからでもドライブラッシュから直接でもドライブインパクト返しできる。
- ⚠ 「中足は迅雷を読んでインパクトが撃たれやすいので、これを返せるとかなり強い!」
6. 遅らせ投げ抜け
- 不利状況に投げ抜けをしない勢もいるが、択を絞らせないように要所で投げ返しも有効。
- 投げ抜けを押すのなら、ミスして遅らせられないで打撃択に負けるのが痛いので、100%を目指してしっかり練習するのは地味だが効果的。
- 簡単練習設定だとハードノックダウンしてしまうので、自分でレコードするのがおすすめ。ケンなら起き攻め+5Fの連携が作れるので、打撃択と投げ択の二つを別々にレコードしてランダム再生して練習する。
- この方法だとハードノックダウンしないで受け身ができるので、受け身をしつつ遅らせ投げ抜けの練習をできる。
メモ
記事の略称 → 公式技名
| 記事の表記 | 公式技名 |
|---|---|
| 昇竜/昇竜拳/弱昇竜/中昇竜/強昇竜 | 昇龍拳(弱・中・強) ※公式表記は「龍」 |
| 中足 | しゃがみ中K(くるぶしキック) |
| 強龍尾/中足強龍尾 | 強 龍尾脚 |
| 強派生 | 閃火脚(迅雷脚中に)(公式コマンド →+強K) |
| 弱派生 | 風鎌蹴り(迅雷脚中に)(公式コマンド →+弱K) |
| 中派生 | 轟雷落とし(迅雷脚中に)(公式コマンド →+中K) |
| 奮迅急停止 | 奮迅脚 > 急停止(奮迅脚中に) |
| 奮迅竜巻/奮迅龍尾 | 【奮迅脚】竜巻旋風脚/【奮迅脚】龍尾脚(奮迅脚中に) |
| 弱竜/弱竜巻 | 弱 竜巻旋風脚 |
| ラッシュ | ドライブラッシュ |
| インパクト/Dインパクト | ドライブインパクト(焔撃ち) |
| グラップ/遅らせグラ | 投げ抜け/遅らせ投げ抜け |
| パニカン | パニッシュカウンター |
| バクステ | 後方ステップ |
| 前ステ(記事の略称) | 前方ステップ |
| トレモ | トレーニングモード |
| 投げシケ狩り | 投げ抜け入力が空振りした(=投げが来なかった)ところを狩ること(記事内の用法) |
- ⚠ 「奮迅必殺」は【奮迅脚】昇龍拳/【奮迅脚】竜巻旋風脚/【奮迅脚】龍尾脚のどれかを指す記事独自の言い方です。記事が具体名を書いている箇所はそのまま載せています。
公式フレームデータとの照合
| 記事の記述 | 公式フレームデータ | 判定 |
|---|---|---|
| 「しゃがみ中K > 強龍尾脚 はガードで+1Fとれる」 | 強 龍尾脚 発生28F/持続28-32F/硬直21F/ヒット+3F/ガード+1F/ダメージ1200/始動補正30%コンボ補正30% | ✅ 一致 |
| 弱昇龍拳が「発生の早い」対空 | 弱 昇龍拳 発生5F(中6F/強7F/OD6F/【奮迅脚】版8F)。備考「1-14F 空中判定の打撃・空弾属性に対して無敵」「7-35F 空中判定」 | ✅ 弱がいちばん発生が早い |
| しゃがみ強Pパニッシュカウンター始動 | しゃがみ強P(突き上げアッパー)発生8F/持続8-11F/硬直24F/ヒット+3F/ガード-7F/キャンセル C、備考「強制立ち効果」「キャンセルは持続の2F目まで」 | ✅ 整合 |
| しゃがみ中Kにドライブラッシュを仕込む | しゃがみ中K キャンセル C/発生7F/ヒット-2F/ガード-6F/属性 下 | ✅ キャンセル対応 |
| 立ち弱Pで連続ガードにする | 立ち弱P(ジャブ)発生4F/ヒット+4F/ガード-1F、備考「連打キャンセル対応」 | — |
| しゃがみ中P > 弱竜巻旋風脚 > 中昇龍拳 | しゃがみ中P キャンセル C、弱 竜巻旋風脚 発生4F/持続4-14F(4-5, 12-14)、中 昇龍拳 発生6F | ✅ 技の性能は整合 |
| 「ケンなら起き攻め+5Fの連携が作れる」 | ダウン後の有利フレームの列は公式にありません | ⚠ 記事側の実測値です |
公式の調整履歴との関係(この記事の公開=2025年8月9日より後の変更)
| 日付 | 技 | 公式の変更内容(原文) |
|---|---|---|
| 2026年3月17日 | 立ち中K | 「①始動補正20%を撤廃しました。②SAキャンセル可能に変更しました。」 |
| 2026年3月17日 | しゃがみ強P | 「①ガード時の硬直差を-10F⇒-7Fに変更しました。②ガード時のドライブゲージ減少量を-5000⇒-6000に変更しました。」 |
| 2026年3月17日 | 【奮迅脚】昇龍拳 | 「初段と2段目のコンボカウント加算値を調整し、空中ヒット時に2段目を空振りしにくくしました。」 |
| 2026年3月17日 | 【通常】風鎌蹴り | 「①ダメージを500⇒600に変更しました。②地上カウンター/パニッシュカウンター時のダウン時間を4F増やしました。③地上カウンター/パニッシュカウンター時に後ろ受け身不可に変更しました。」 |
| 2026年3月17日 | 【OD】閃火脚 | 「攻撃持続を4F⇒6Fに変更しました。」 |
| 2026年3月17日 | 【SA2】疾風迅雷脚 | 「カウンター/パニッシュカウンター時にダメージが増加するよう変更しました。」 |
| 2026年8月3日 | 立ち中P | 「ドライブラッシュの慣性が残るフレームを3F延長しました。」 |
| 2026年8月3日 | しゃがみ中P | 「①ダメージを700⇒600に変更しました。②ヒット時の硬直差を+3F⇒+5Fに変更しました。③ヒットバックを縮小しました。」 |
| 2026年8月3日 | 奮迅脚 | 「踏み込み前蹴りのみ派生可能タイミングを2F早くしました。」 |
| 2026年8月3日 | 踏み込み前蹴り | 「①攻撃発生を10F⇒8Fに変更しました。②ヒット時の硬直差を+3F⇒+1Fに変更しました。③ガードバックを縮小しました。④空振り/アーマーヒット時、硬直が4F増加するようにしました。」 |
- ⚠ しゃがみ強Pのガード硬直差が -10F ⇒ -7F になったため、記事が前提にしている「投げシケ狩りにしゃがみ強P」のリスクは当時より下がっています。
- 記事には「記事にそって動画を作る予定です。配信で撮影(8/12 19:00開始予定)」とあり、YouTube配信への言及があります。 動画の内容はこの記事には含まれていません。
- ページの公開日は2025年8月9日、最終更新は2025年8月27日(ld+json の
datePublished/dateModified)です。