概要
CEO 2025 の決勝で Leshar 選手がテリーで決めたコンボを取り上げ、なぜそのコンボが難しいのか、どうすれば実戦で使えるのかを解説した動画です。
確定反撃のときの安定版のコンボと、そこで 弱 パワーウェイブ を ラウンドウェイブ に置き換えた難しい版を比較し、ラウンドウェイブを当てる早さによって、その後の拾いが3通りに変わることを説明しています。
この記事は英語の原文の音声トラックだけを根拠にしており、技名は SF6 日本語版の公式技名に置き換えています。
内容
- 相手が昇龍系の技を空振りしたときやスーパーアーツをガードしたときの確定反撃コンボ(安定版)
- その 弱 パワーウェイブ を ラウンドウェイブ に置き換えた形
- SF6 の入力バッファが効く部分と効かない部分
- ラウンドウェイブを当てる早さで変わる3通りの拾い(立ち弱K/しゃがみ中P/立ち中P)
- 発信者が視聴者に出している練習課題
具体手順
1. 確定反撃の安定版
| レシピ |
|---|
| しゃがみ強P > 強 パワーチャージ > 弱 パワーウェイブ > パワーダンク |
- 相手が昇龍系の技を空振りした/こちらがスーパーアーツをガードしたときに入る形です。
- ダメージ・運び・ゲージ消費のバランスが取れた形と説明されています。
- 締めは パワーダンク のほか、好みの技に変えてよいと述べています。
- **発信者はこの形の難易度を「10段階で2」**としています。
2. 弱 パワーウェイブ を ラウンドウェイブ に置き換えた形
| レシピ |
|---|
| しゃがみ強P > 強 パワーチャージ > ラウンドウェイブ >(下の3通りのいずれかで拾う) |
- **発信者はこの形の難易度を「10段階で8〜9」**としています。
- CEO 2025 の決勝で Leshar 選手が選んだのがこの形です。
3. なぜ難しいのか(その1)入力バッファが効かない
- SF6 には入力バッファがあり、通常技どうしのつなぎは楽になっている。
- 例として、相手をパニッシュカウンターに設定して しゃがみ中P を当てると +9F になり、立ち強P がつながる。
- 昔のシリーズなら1フレームのつなぎで、プリンキングのような技術が必要だったが、SF6 ではバッファがあるので 立ち強P を連打すれば大体入ると述べています。
- ところが、必殺技へつなぐ部分にはこのバッファが効かない。
- そのため、パワーチャージからラウンドウェイブへつなぐ部分は手動のタイミングになり、実行精度と慣れが要ると述べています。
4. なぜ難しいのか(その2)拾いが3通りに変わる
ラウンドウェイブを当てるのが早いか遅いかで、そのあとの拾い方が変わります。
| 難しさ | 拾いに使う技 | 発生 | 補足 |
|---|---|---|---|
| いちばん簡単 | 立ち弱K | 5F | ドライブラッシュのあとでも間に合うほど速く、タイミングがずれても許容範囲が広い。ここから OD クラックシュート などにつなげられる |
| 中くらい | しゃがみ中P | 6F | ラウンドウェイブをかなり遅らせて当てないと成立しない。早すぎると入らない |
| いちばん難しい | 立ち中P | 7F | 発生が遅いぶん、より正確なタイミングが必要 |
- ラウンドウェイブがどのくらい遅れて当たったかを見てから、どの拾いに行くかを選ぶ必要がある、と述べています。
- ⚠ **Leshar 選手が選んだのがこの3つのどれかは、音声だけでは確定できませんでした。発信者は「いちばん簡単な 立ち弱K ではないほう」「かなり遅らせて当てる必要がある」**と述べていますが、しゃがみ中P か 立ち中P かは明言していません。推測で補っていません。
5. 発信者が出している練習課題
- テリーを使っていない人向けに、相手をパニッシュカウンターに設定して しゃがみ強P > 強 パワーチャージ を当て、そこから ラウンドウェイブ > 好きな拾い を10回試して何回成功するかを試してみてほしい、と述べています。
元動画・記事
- Leshar's Insanely BALLSY Terry Combo at CEO 2025 Street Fighter 6! — Singh Reviewing Things(2025-06-16)
- https://www.youtube.com/watch?v=K1wkhNospJ4
メモ
公式フレームデータとの照合(記事に具体的な数値が出てくる技だけ)
- ✅ 立ち弱K (ローキック):公式は発生5F/持続5-6F/硬直12F/硬直差(ヒット)+2F/硬直差(ガード)-2F/ダメージ300/キャンセル可。
- ✅ しゃがみ中P (しゃがみストレート):公式は発生6F/持続6-9F/硬直13F/硬直差(ヒット)+5F/硬直差(ガード)-1F/ダメージ600/キャンセル可。
- ✅ 立ち中P (ストレート):公式は発生7F/持続7-9F/硬直16F/硬直差(ヒット)+2F/硬直差(ガード)-3F/ダメージ700/キャンセル可。
- 動画の「5フレーム・6フレーム・7フレーム」という並びは、この3つの公式の発生と一致します。
- ✅ 立ち強P (ボディ):公式は発生9F/持続9-12F/硬直18F/硬直差(ヒット)+2F/硬直差(ガード)+1F/ダメージ800/キャンセル可。
- 動画の「しゃがみ中P がパニッシュカウンターで当たると +9F になり、そこから1フレームのつなぎで次の技が入る」という説明は、上の 立ち強P の発生 9F と合っています(しゃがみ中P の公式のヒット時の硬直差は上に書いたとおりで、パニッシュカウンターではそこからさらに伸びます)。
- ✅ しゃがみ強P(ワイルドアッパー):公式は発生8F/持続8-13F/硬直22F/硬直差(ヒット)+1F/硬直差(ガード)-4F/ダメージ800/キャンセル可、備考は**「強制立ち効果ヒット・ガード時硬直3F減少」**。
- ✅ 強 パワーチャージ:公式は発生25F/持続25-33F/硬直27F/硬直差(ガード)-16F/ダメージ800、備考は**「空中ヒット時吹き飛び変化ヒット時のみパワーチャージを除く必殺技にキャンセル可能」**。この備考が、強 パワーチャージ から 弱 パワーウェイブ/ラウンドウェイブ につなげられる理由です。
- ✅ 弱 パワーウェイブ:公式は発生14F/全体49F/硬直差(ヒット)-3F/硬直差(ガード)-9F/ダメージ600/属性 上・弾。ラウンドウェイブ:公式は発生29F/全体51F/硬直差(ヒット)+8F/硬直差(ガード)+5F/ダメージ900/属性 下・弾。発生が 14F と 29F で大きく違うことが、置き換えるとタイミングが難しくなる理由と整合します。
- ✅ パワーダンク(公式フレームデータでの行名は「パワーダンク中強」):公式は発生18F/硬直33F/ダメージ800、備考は**「クリーンヒット時ダメージ1000」**。
- ✅ OD クラックシュート:公式は発生20F/持続20-23F/硬直19F/硬直差(ガード)-2F/ダメージ1200、備考は**「8-25F 空中判定パニッシュカウンター時ハードノックダウン空中ヒット時床バウンド」**(公式フレームデータの備考より。フレーム範囲の表記のみ、当サイトの表記ルールに合わせています。)。
公式技名に直せなかった表記
- ⚠ **動画は「Ed's Shin Dream combo」「Ed's uppercuts」という言い方で、エドの難しいコンボを比較対象に挙げています。この「Shin Dream」がエドのどの技を指すのかは、公式の技名から特定できませんでした。**そのため、この記事では比較対象の技名を書いていません。
- ⚠ 動画は「tackle」という言葉を使っていますが、末尾の練習課題で「heavy tackle」と言い直しており、しゃがみ強P からつながる技として 強 パワーチャージ を指していると判断しました。
- ⚠ **拾いの説明の最初で一度「stand jab」と言ったあと、すぐに「stand light kick、発生5F」と言い直しています。**公式で発生5F なのは **立ち弱K (ローキック)**なので、この記事では 立ち弱K としています。
- **「EX」は SF6 日本語版では OD です。**この記事では OD に置き換えています。
公式の調整履歴との関係(この記事の内容に関わる項目だけ)
- 20260317、ラウンドウェイブ (↓↘→+強P):「ヒットバックを減少しました。」🚨 記事公開後の調整で、4節の拾いの成立条件が変わっている可能性があります。
- 20260803、ラウンドウェイブ (↓↘→+強P):「ガード待機判定が発生するタイミングを動作21F目⇒16F目に変更しました。」
- 20260317、【OD】パワーチャージ (↓↘→+KK):「強版のパワーチャージと同様に、ヒット時のみパワーチャージ以外の必殺技でキャンセル可能に変更しました。」2節と同じ形を OD パワーチャージ からも狙えるようになっています。
- 20260803、パワーダンク(ジャスト) (立ち中P>強K>強K):「①ジャスト判定になるタイミングを1F増加し、猶予を2F⇒3Fにしました。 ②ジャスト判定になった場合、タイミングによって硬直差が+23F~+24Fと変化していましたが、どのタイミングでも+24Fになるように調整しました。」1節の締めのパワーダンクに関わります。