⚠ この記事は 2023年8月 の情報です。その後の調整で状況が変わっている可能性があります。
概要
レバーレスで「波動コマンド → キャンセルしてSA(真空竜巻コマンド)」を安定させるための入力方法を、3通り比較して検証した記事です。筆者はディージェイ使いで、**「今スト6で使ってるディージェイはとくに竜巻入力からの派生などもあり、かなり重要になってくる」**という理由からこの検証を行っています。
上下ニュートラル設定(同時押しで上下が打ち消される設定)を前提にした入力が中心で、**「高速波動」**を軸に、ササモ式の真空入力と、筆者が考えた人差し指側で交互連打する真空入力が並びます。
ディージェイ固有の話として、ジョスクール(記事の表記は「竜巻K」)の派生タイミングを連打癖で早めてしまう問題が挙げられています。
この記事に載っている入力手順を1つも省かずに載せています。
内容
- レバーレスで波動コマンドが難しい理由
- 高速波動入力への置き換え(と、ディージェイでの利点)
- パタパタ真空(スト5時代の入力)とスト6での問題
- ササモ式の真空入力
- 人差し指側で交互連打する真空入力
具体手順
1. レバーレスで波動コマンドが難しい理由
- 「離す」という行動を高速に制御しないといけない。
- ボタンを押すのは直観的でも、「この指とこの指を順番に高速で離す」のは難しく、押しなおす動作まで加わると不安定になる。
2. 高速波動入力への置き換え
入力手順(すべて押しっぱなし)
- 下
- 前
- 上 + 技ボタンを同時押し
- 押したら押しっぱなしでよく、離す動作が必要ない。
- **速さについて記事は「通常の波動入力も実戦で5-8Fくらいで多くの人は入力できるだろうし、高速波動だったら安定して3Fでできるとかはなく、実戦でもまぁ4-6F前後な気がする」**としています。
- 利点として挙げられているのはミスの少なさで、「斜め下が入ってない」「逆に前入力になる前に技ボタンを押してしまう」といった失敗が起きにくいと書かれています。
ディージェイでの利点(記事の原文にある具体例)
- 連打癖を抑制できる。
- 「ディージェイは竜巻Kでド密着から投げをスカせるが、連打癖で派生のKを押すのが速いと、戻りの打撃を遅らせグラで丁度なげられるということがかなりある。押しっぱなし竜巻なら連打しないで済むのでタイミングをコントロールしやすい」
- 同じ理屈で、ルークのフラッシュナックルの溜め制御もやりやすいとされています(筆者はルーク使いではないが、この入力にしたら溜めフラッシュナックルコンボが割とすぐできた、と書かれています)。
- コンボやセットプレイは安定した入力をしたいということもあり、筆者はほとんどを高速波動・高速竜巻に置き換えているとのことです。
3. パタパタ真空(スト5時代の入力)
入力手順
- 前
- 下/後ろ 同時押し
- 前
- 下/後ろ 同時押し
- 前を押しっぱなしにして、下と後ろのボタンを二本指でパタパタ押すことから「パタパタ真空」と呼ばれる。
- ⚠ **スト6ではやや安定しない。****「6では一度は下と前の間に斜め下が入らないといけないので、この入力をやや指をずらし気味にして入力しないと、斜め下が入っていないってことでSAがでない」**と書かれています。
4. ササモ式の真空入力
入力手順
- 下 押しっぱなし
- 前
- 上
- (前と上を離す)
- 前
- 上
- ササモさんがウメハラさんに教えていた入力なので筆者は「ササモさん方式」と呼んでいる(オリジナルがササモさんかは知らないと断っています)。
- やっていることは二本指でのズラし押しだが、「前を押しながら下・後ろを連打する」パタパタよりも、「下を押しながら前・上を連打する」ササモ式のほうがズラしが確実に入りやすい。
- 筆者は普通のコンボはほぼこれで出しており、パタパタや通常入力よりは確実性が高いとしています。
- ⚠ キャンセルなどから「薬指親指側でズラし押し連打する」のがキツイ場面があり、とくに波動キャンセルからの真空竜巻でそれが起きると書かれています。
5. 人差し指側で交互連打する真空入力(筆者が考えたもの)
準備
- **高速波動(下 → 前 → 上+技ボタン同時押し)を入力する。**この時点で右手が上を押している。
- 一旦、下以外の指を外す。フォームはそのままにしておく。
- 下だけ押しっぱなしの状態から、薬指も押しっぱなしにする(=しゃがみガード状態)。
入力手順
- (左手)人差し指で前を押して離す
- (右手)親指か人差し指で上を押して離す
- (左手)人差し指で前を押して離す
- (右手)親指か人差し指で上を押して離す
- 左右の手で交互連打をやると竜巻コマンドが二回入り、SAが成立する。
- 高速波動からなら右手が上をすぐ押せる状態なので交互連打がすぐでき、ズラし押しのような特殊な動作ではないので動きが分かりやすいと書かれています。
- 「薬指で竜巻をいれる側」限定の入力である一方、しゃがみガードを入れっぱなしのままできるのが特徴で、立ち回りや逆向きでも使いたい人はいるかもしれないとしています。
メモ
記事の略称と公式技名・公式コマンドの対応
| 記事の表記 | 公式技名 | 公式コマンド | 照合 |
|---|---|---|---|
| 竜巻K | ジョスクール | ↓↙←+K | ✅ |
| 竜巻Kの「派生のK」 | ファンキースライサー(弱K)/ワニングムーン(中K)/マキシマムストライク(強K)(いずれもジョスクール中に) | 弱K/中K/強K | ⚠ 記事はどの派生か明記していません |
| 波動コマンド | ↓↘→ のコマンド | — | — |
| 竜巻コマンド | ↓↙← のコマンド | — | — |
| 真空竜巻(SA) | ↓↙←↓↙←+P のSA(ディージェイでは SA3 サタデーナイト) | ↓↙←↓↙←+P | ⚠ 記事はキャラを限定していません |
| 遅らせグラ | 遅らせ投げ抜け | — | — |
- ⚠ **記事の「竜巻Kの派生のK」がどの派生かは特定できませんでした。**公式ではジョスクール中の 弱K=ファンキースライサー/中K=ワニングムーン/強K=マキシマムストライク の3種類(さらに →+P=ジャグリンステップ)があり、記事は「派生のK」としか書いていません。
- ⚠ **記事の「真空竜巻」はレバーレス入力一般の話として書かれています。**ディージェイで ↓↙←↓↙←+P のコマンドを持つのは SA3 サタデーナイト ですが、記事はキャラを特定していないため断定はしていません。
公式フレームデータとの照合
- ✅ ジョスクール:公式は硬直「全体 37」・ダメージ0で、備考は「13-24F 専用技へ派生可」。発生・持続・硬直差・属性の欄は空欄です。記事の「ド密着から投げをスカせる」「派生のKを押すのが速いと、戻りの打撃を遅らせグラで丁度なげられる」は、この派生可能タイミング(13-24F)と全体37Fの間の話にあたります。
- ✅ OD ジョスクール:公式は発生8F/持続8-12F/ヒット時ダウン/ガード-18F/ダメージ500、備考「ガード時硬直1F増加」「25-39F 専用技へ派生可」「ジャグリンステップのみ19Fから派生可」。
- ✅ ファンキースライサー(ジョスクール中に):公式は発生12F/ヒット+2F/ガード-3F/ダメージ800/属性 下、キャンセル欄「SA3」、備考「※ガード時硬直2F減少」「※空振り、アーマーヒット時硬直3F増加」。
- ✅ ワニングムーン(ジョスクール中に):公式は発生25F/ヒット時ダウン/ガード+1F/ダメージ1000/属性 中、備考「12-26F 投げに対して無敵」。
- ✅ マキシマムストライク(ジョスクール中に):公式は発生15F/ヒット時ダウン/ガード-10F/ダメージ1000、キャンセル欄「SA3」。
- ✅ SA3 サタデーナイト:公式は発生9F/ヒット時ダウン/ガード-28F/ダメージ4000、備考「1-13F 完全無敵」「最低保障ダメージ50%」。コマンドは ↓↙←↓↙←+Pです。
- ✅ SA1 グレイテストソバット:コマンドは ↓↘→↓↘→+K、SA2 サンライズフェスティバルは ↓↘→↓↘→+P(弱P=ライト/中P=マーベラス/強P=マキシマム)。記事が「波動コマンドのSA」と「竜巻コマンドのSA」を区別しているのは、この違いにあたります。
- ⚠ 記事に出てくる入力フレーム(通常の波動入力5-8F/高速波動4-6F)は、公式フレームデータには載っていない記事側の体感値です。
公式の調整履歴との関係
- ジョスクールからの派生については、記事公開後に複数の調整が入っています。
- 202506 Ver.:OD ジョスクール が「①ガード時の硬直差を-22F⇒-18Fに変更し、ファンキースライサーが連続ガードになるようにしました。 ②ヒットストップ中に派生技の先行入力を受け付けるようにしました。」と変更されました。②は記事が問題にしている「派生の入力タイミング」に直接関わる調整です。
- 2026年3月17日:ジャグリンスウェイが「①動作後半をファンキースライサー・ワニングムーン・マキシマムストライクでキャンセルできるようにしました。」と変更され、派生の選択肢が増えています。
- 2026年8月3日:**ワニングムーン(通常/OD)**に「①投げ無敵を付与しました。」(公式フレームデータの備考では通常版 12-26F/OD版 10-22F)。記事が書いている「竜巻Kでド密着から投げをスカせる」動きは、その後さらに派生側にも投げ無敵が付いた形になっています。
- 202405 Ver. では ファンキースライサー に「①始動補正20%を追加しました。 ②空振り時とアーマーに対してヒット時の硬直を22F⇒25Fに変更しました」という調整が入っています。