⚠ **この記事は 2024年5月 の情報です。**その後のアップデートで技の性能や数値が変わっている可能性があります。現在の数値は公式のフレームデータで確認してください。
概要
ケンというキャラクターを「火力」「地上戦」「運び性能」「起き攻め」「使いやすさ」の5項目に分けて、S〜Dの五段階で採点した記事です。
採点そのものよりも、「なぜその評価になるのか」の理由として挙げられている技の性能の話が具体的です。どの技が地上戦の担当で、どの技が担当から外れるのかが、技ごとに書かれています。
末尾には筆者個人の相性の見立て(ダイアグラム)も付いています。
⚠ 2024年5月13日の記事で、その9日後の 202405 Ver.(2024年5月22日)の調整が入る前の内容です。
内容
- 火力(B-〜C)— コンボが伸びない構造的な理由と、それでも出るレシピ
- 地上戦(A)— 差し返しに寄った組み立てになる理由
- 運び性能(S)
- 起き攻め(A)— 有利フレームの幅と、詐欺飛びの弱さ
- 使いやすさ(SまたはS-)
- 相性の見立て
具体手順
1. 火力(記事の採点:B-〜C)
伸びない理由として挙げられているもの
- 昇龍拳のスーパーアーツキャンセルが、リュウなどと違って必殺技が1段しか当たらない設計になっている。
- 浮かした状態からの昇龍拳のスーパーアーツキャンセルでは、SA3 神龍烈破がフルヒットしない。
- ⚠ 記事の要望として、**「スーパーアーツのカスヒット後の昇龍拳の補正が軽くなるか、クリーンヒット間合いが広くなるかしてほしい」**と書かれています。
それでも出るレシピとして挙げられているもの
- しゃがみ強P > 強迅雷脚 > OD龍尾脚 > OD迅雷脚 > OD轟雷落とし > SA2 疾風迅雷脚
- ⚠ 状況次第で4000台のダメージが出る、と書かれています。払うコストに対して高い火力という位置づけです。
火力についてのその他の記述
- ⚠ 平時の火力はかなり低い組。画面端で強迅雷脚が絡んだときは高い。
- ⚠ 最大火力も6000の壁をCA(クリティカルアーツ)状態でしか抜けられないため、倒し切りの力は低い。5000の壁も分厚い。
2. 地上戦(記事の採点:A)
| 記事が地上戦の担当として挙げている技 | 記事の説明 |
|---|---|
| しゃがみ中K | リーチはやや短いものの強力 |
| 立ち強P | 押し付ける性能が高く、画面端の攻めでも活躍する |
| 立ち強K | 同上 |
| 記事が「立ち回りのパーツになりにくい」としている技 | 記事の説明 |
|---|---|
| 立ち中P/しゃがみ中P | どちらもリーチが短い |
| 立ち中K | 先端がしゃがみに当たらないため振りづらく、自分から当てに行く技ではない |
- ⚠ **結論として、「能動的に当てに行ける技は少ない」**とされています。ルークやリュウの立ち中Kのような技が欲しくなる場面が多い、という書き方です。
- ⚠ 総じて、攻め込んでくる相手の技を歩きでいなして、しゃがみ中K・立ち強K・立ち中Kで差し返しを狙うキャラクターだと述べられています。上位のケンの試合が意外と後ろに下がる理由はここにある、という説明です。
- 本来ならもっと差し込める長い技が欲しいところを、性能のよいドライブラッシュで補っている、という整理になっています。
3. 運び性能(記事の採点:S)
- 【奮迅脚】竜巻旋風脚による運びが理由として挙げられています。⚠ **「満場一致の満点」**という書き方です。
- ⚠ 難点として、βテスト時にできた垂直ジャンプからの詐欺飛びが無くなっていることが挙げられています。
4. 起き攻め(記事の採点:A)
- 昇龍拳締めからフレーム消費して+5Fという形が挙げられています。多すぎない有利フレームから前後の歩きで惑わすシミーなどが並べられています。
- ⚠ 締めのほとんどが20-26F有利になるため、どこからでもドライブインパクトを重ねに行ける点が評価されています。
- ⚠ 準備動作のフレーム消費をしなくてもよい場面があること、重ねに行ける場面が多いことから、他キャラクターと比較しても多彩だとされています。
弱点として挙げられているもの
- ⚠ キンバリー・ブランカ・JPのような、置き物からはめてくるタイプの起き攻めには劣る。
- **詐欺飛びが弱い。**理由として、1F遅らせないといけない【奮迅脚】竜巻旋風脚締めや、コンボを中断する強迅雷脚の派生無し締めくらいしか無いことが挙げられています。
- ⚠ 記事の時点のバージョンでは投げの後に間合いが離れるようになっており、投げ重ねがややシビアになった。さらに打撃を重ねにくい距離になったので、入れっぱなしや逆択のストライク系の技に弱くなったとされています。
5. 使いやすさ(記事の採点:SまたはS-)
- 自分から寄るための技として龍尾脚を持っているため、どうしようもない場面が少ない、という説明です。
- ⚠ **強龍尾脚のガード時の硬直差については「+1貰っても…と思うことも多い」**としつつ、JP・春麗あたりのきつさを破壊できるスペックがあるため良い技だ、と述べられています。
- ⚠ キャラクター設計として必殺技が強く通常技がやや控えめなので、通常技の振り方を気にするランクになると使いやすさが落ちるかもしれない、という留保が付いています。
6. 相性の見立て(記事の主観)
| 相手 | 記事の見立てと理由 |
|---|---|
| ブランカ | ⚠ 記事は「このバージョンはブランカエディション」と表現。差し合いは相手が苦労していそうなので一応五分 |
| ジェイミー | ⚠ 前回の見立てより不利側に移動。理由は打撃を重ねにくくなったことと逆択 |
| ザンギエフ | ⚠ **火力差・体力差に加えて投げ間合いの広さが理由。**シミーをするにはかなり後ろに下がるしかなく、原人狩りに行くとダブラリや入れっぱなしからコマンド投げを受ける |
| マリーザ/本田 | ⚠ 有利側としつつ、負けるときは火力差・体力差も相まって大きく削られると書かれています |
メモ
- 記事の略称と公式技名の対応
- 「屈大パン」→ しゃがみ強P(突き上げアッパー)/「大迅雷」→ 強迅雷脚/「OD龍尾」→ OD 龍尾脚/「OD迅雷中派生」→ OD 轟雷落とし(OD迅雷脚中に)(公式のコマンド表記が「【通常/OD】轟雷落とし (↓↘→+K or KK>→+中K)」で、中Kの派生であることが確認できます)
- 「中足」→ しゃがみ中K/「大パン」→ 立ち強P/「一文字」→ 立ち強K(一文字蹴り)/「中パン系」→ 立ち中P・しゃがみ中P/「中K」→ 立ち中K
- 「奮迅竜巻」→【奮迅脚】竜巻旋風脚/「龍尾」「大龍尾」→ 龍尾脚・強龍尾脚/「昇竜」→ 昇龍拳
- **「シミー」「原人狩り」「逆択」「ダイアグラム」**は記事の表記のまま残しています。
- ⚠ 「ミドルキック」:記事は「ルークやリュウのミドルキックが欲しくなる」と書いていますが、公式技名としての「ミドルキック」はケンには存在しません。リュウの該当技は立ち中K(横蹴り)、ルークの該当技も立ち中Kです。ここでは立ち中Kと読み替えています。
- ⚠ 「垂直飛び詐欺」:垂直ジャンプからの詐欺飛びと読めますが、記事に明示がないため断定していません。
- 公式フレームデータとの照合(
ken-terms.json・2026-08-30 取得)- しゃがみ中K(くるぶしキック):発生7F/持続7-9F/ヒット-2F/ガード-6F/属性 下/ダメージ500/始動補正20%。
- 立ち強P(正拳突き):発生10F/持続10-14F/ヒット+3F/ガード-2F/ダメージ800。
- 立ち強K(一文字蹴り):発生12F/持続12-13F/ヒット+1F/ガード-5F/ダメージ800/始動補正30%、備考に「パニッシュカウンター時きりもみダウン」。
- 立ち中K(上段横蹴り):発生8F/ヒット+3F/ガード-5F、キャンセル欄は「SA」。⚠ **公式の備考には「先端がしゃがみに当たらない」という記載はありません。**記事側の実測・体感の記述として扱っています。
- 立ち中P(顎撥):発生5F/ヒット+4F/ガード-2F。しゃがみ中P(ストレート):発生6F/ヒット+5F/ガード0F。
- 強 龍尾脚:発生28F/持続28-32F/ヒット+3F/ガード+1F/ダメージ1200、備考に「28-29F 地上の相手に当たらない」「19-37F 空中判定」。✅ 記事の「龍尾は+1」という記述は、公式のガード+1Fと一致します。
- SA3 神龍烈破:発生7F/ダメージ4000、備考に「1-18F完全無敵」「最低保障ダメージ50%」。CA 神龍烈破(体力25%以下で):ダメージ4500。✅ 「6000の壁をCA状態でしか抜けられない」という記述の前提と整合します。
- 【奮迅脚】竜巻旋風脚(奮迅脚中に):発生13F/ヒット+3F/ガード-9F/ダメージ1200/始動補正15%、備考に「2,4,6,8,10段目は正面の相手に当たらない」「10-61F 空中判定」。
- 強 迅雷脚:発生25F/ヒット時ダウン/ガード-2F/ダメージ700。OD 龍尾脚:発生9F/ヒット+1F/ガード-9F。SA2 疾風迅雷脚:発生6F/ガード-5F/ダメージ2800。
- 掴み膝蹴り(前投げ)/地獄車(後ろ投げ):発生5F/ダメージ1200/即時補正20%、備考に「パニッシュカウンター時 ダメージ2040・SAゲージ4000増加・ハードノックダウン」。
- 公式の調整履歴との関係
- ⚠ 「投げの後に間合いが離れるようになった」という記述の出所は、2024年2月27日のアップデートです。公式のキャラクター個別の変更リストに「掴み膝蹴り(前投げ):画面端でヒットさせた後に距離が離れるように変更しました。」とあります。✅ 記事の記述と一致します。
- ⚠ この記事の9日後の 202405 Ver.(2024年5月22日)で、記事が触れている項目のいくつかが動いています。とくに【奮迅脚】昇龍拳の攻撃発生が9F⇒8Fに、OD竜巻旋風脚の最終段のダメージが600⇒800に、強迅雷脚のガード時のドライブゲージ減少量が-3000⇒-4000に変更されました。この記事の採点は、これらの変更が入る前のものです。
- 2026年8月3日のアップデートでは、ケンは立ち中P(ドライブラッシュの慣性が残るフレームを3F延長)、しゃがみ中P(ダメージ700⇒600、ヒット時の硬直差+3F⇒+5F、ヒットバック縮小)、奮迅脚(踏み込み前蹴りのみ派生可能タイミングを2F早く)、**踏み込み前蹴り(攻撃発生10F⇒8F、ヒット時の硬直差+3F⇒+1F、ガードバック縮小、空振り/アーマーヒット時に硬直4F増加)**が変更されています。記事が「立ち回りのパーツになりにくい」としていた立ち中P・しゃがみ中Pは、現在は当時と性能が違います。