概要
競技シーンで実績のあるケン使いが、「自分がなぜこのコンボを選んでいるのか」を2つの場面に絞って説明した短い動画です。
1つ目は画面端で中足ラッシュを当てたときに【奮迅脚】龍尾脚ではなく【奮迅脚】竜巻旋風脚を選ぶ理由、2つ目は画面中央付近の距離での締め方の選び方です。どちらも**「有利フレームが1F違うと、その後の読み合いがどう変わるか」**という観点で説明されているのが特徴です。
内容
- 【奮迅脚】龍尾脚と【奮迅脚】竜巻旋風脚の画面端への到達距離の比較
- 締めた後の有利フレーム(+4Fと+5F)の差が読み合いに与える影響
- +1Fが取れることで成立する暴れ潰し
- 画面中央付近の距離での締めの選び方
- モダン操作の場合の代替
具体手順
自動生成字幕からの書き起こしです。技名の音声認識が崩れている箇所があるため、公式技名に確定できたものだけを公式技名にし、確定できなかった箇所は明記しています。数値は動画内の口頭値です。
1. 画面端で中足ラッシュを当てたときの締め
問い:配信でよく聞かれるのが、画面端で中足ラッシュを当てたときに【奮迅脚】龍尾脚ではなく【奮迅脚】竜巻旋風脚を選んでいる理由。
理由①:画面端への到達距離はほとんど変わらない
- 自分で測ったところ、【奮迅脚】龍尾脚と【奮迅脚】竜巻旋風脚とで、画面端への到達がほとんど変わらなかった。
- 【奮迅脚】竜巻旋風脚で運んだ後に通常投げを1回入れると、しゃがみ弱Pがちょうど届く位置になり、立ち弱Pも当たる。
- 【奮迅脚】龍尾脚にして通常投げを入れた場合も同じで、立ち弱Pが当たる。つまり位置的にはそんなに変わらない。
理由②:有利フレームが1F違う
| 締め技 | 有利フレーム |
|---|---|
| 【奮迅脚】竜巻旋風脚 | +5F |
| 【奮迅脚】龍尾脚 | +4F |
- この1Fが大事、というのが本人の主張です。
- +4Fだと、技を重ねたときに±0Fになってしまう。
- 【奮迅脚】竜巻旋風脚(+5F)だと、重ねたときに+1Fが取れる。
- +1Fが取れると何がいいか → しゃがみ弱P→立ち中Pで暴れ潰しができる。
- 【奮迅脚】竜巻旋風脚と【奮迅脚】龍尾脚はダメージも少ししか変わらないので、どうせやるなら有利な読み合いがしやすい【奮迅脚】竜巻旋風脚を選ぶ、という結論です。
2. 画面中央付近の距離での締め
- 開幕位置くらいの距離で中足ラッシュを当てたときの話です。
- **「中足ラッシュ →(迅雷脚)→ 竜巻旋風脚 → 前方ステップ」**という形をよく見かけるが、この距離なら別の締めのほうがよい、という指摘です。
- 勧めているのは「中足ラッシュ → 弱竜巻旋風脚 → 中昇龍拳締め」(※字幕では「弱達中小流締め」と認識されており、「弱達」の部分は公式技名に確定できませんでした)。
- ダメージも高い
- シミーもできる
- 発生5Fの投げもちゃんとできていた
- 前方ステップ2回から入る形はシミーができないので、それならこちらの締めのほうが強い。
- 「下がりたい」「飛びたい」といった目的があってやるならよいが、なんとなく前方ステップ2回をしているなら、こちらを勧める、という言い方です。
- 本人はこの締めをよく使っているとのことです。
モダン操作の場合
- モダン操作でも、この締めのほうがダメージが出る。
- モダンにはしゃがみ中(P)が無いので、立ち中(攻撃)でもよい、と述べられています(※どの技を指すかは字幕からは確定できませんでした)。
メモ
情報源の呼び方と公式技名の対応
| 動画(自動生成字幕)での表記 | 公式技名・用語 |
|---|---|
| 中足ラッシュ | しゃがみ中K → キャンセルドライブラッシュ |
| ふ人竜巻き/人竜巻 | 【奮迅脚】竜巻旋風脚 |
| 竜尾/牛尾/ふ人(龍尾) | 【奮迅脚】龍尾脚 |
| 中小流 | 中 昇龍拳 |
| コパン/立ちこパ | しゃがみ弱P/立ち弱P |
| タチューパン | 立ち中P |
| マイス捨て/前捨て | 前方ステップ |
| シミ | シミー |
| ごフレ投げ | 発生5Fの通常投げ |
- 🚨 **奮迅脚と迅雷脚は別の技です。**この動画で出てくる「ふ人◯◯」はすべて奮迅脚(走る技)からの派生です。
確定できなかったこと
- 「中足ラッシュ 弱達 中小流締め」の「弱達」が何か。弱竜巻旋風脚と読めるが、字幕の認識が崩れているため公式技名に確定できませんでした。
- **モダン操作での代替に使う「タッチ中」**が何か。
- **比較対象として挙げられている「中足ラッシュ → 竜巻 → 前方ステップ」**の途中の技も確定できませんでした。
公式フレームデータとの照合
- ✅ 【奮迅脚】竜巻旋風脚は、公式フレームデータでヒット時+3F、ガード時-9F、発生13F、ダメージ1200、始動補正15%。
- ✅ 【奮迅脚】龍尾脚は、公式フレームデータでヒット時+2F、ガード時-8F、発生9F、ダメージ1200。
- ⚠ 動画の**「+5F」「+4F」**は、コンボの締めとして当てた後(相手のダウンからの起き上がりに対して)の有利フレームであり、公式フレームデータの単発のヒット時硬直差(+3Fと+2F)とは別の値です。ただし「竜巻旋風脚のほうが1F有利」という関係は、公式フレームデータの+3Fと+2Fの差と同じ向きです。
- ✅ **通常投げ(掴み膝蹴り)**は、公式フレームデータで発生5F。動画の「5F投げ」という言い方はこの発生を指します。
- ✅ 立ち中P(顎撥)は、公式フレームデータで発生5F。しゃがみ弱Pは発生4F。+1Fの状況からしゃがみ弱P→立ち中Pで暴れ潰しになるという説明は、この発生の速さに基づくものです。
公式の調整履歴との関係
- この動画は 2025年7月11日公開で、2026年3月17日と2026年8月3日のアップデートより前の内容です。その後、ケンには次の調整が入っています。
立ち中P:ドライブラッシュの慣性が残るフレームを3F延長しました。(2026.08.03 update)
しゃがみ中P:①ダメージを700⇒600に変更しました。 ②ヒット時の硬直差を+3F⇒+5Fに変更しました。 ③ヒットバックを縮小しました。(2026.08.03 update)
【奮迅脚】昇龍拳 (→↓↘+P):初段と2段目の コンボカウント 加算値を調整し、空中ヒット時に2段目を空振りしにくくしました。(2026.03.17 update)
- この動画の主題である【奮迅脚】竜巻旋風脚と【奮迅脚】龍尾脚には、この動画以降の調整は入っていません。したがって、「+5Fと+4F」という比較の前提は現在も変わっていません。
- 暴れ潰しに使う「しゃがみ弱P→立ち中P」の立ち中Pは、2026年8月3日にドライブラッシュの慣性が延長されています(ヒット時の硬直差は変わっていません)。
- 2026年9月4日時点で、2026年8月3日より後にケンの調整は入っていません。
情報源について
元動画のタイトル:【コンボ紹介】おらりん流 ケンのおすすめコンボ選択【スト6/STREET FIGHTER 6】 — おらりん(2025年7月11日公開)
- 概要欄には大会実績(World Warrior Japan 日本決勝3位、BATTLE ARENA TOKUSHIMA 2024 3位ほか)が記載されています。