⚠ この記事は2024年12月の情報です。その後のアップデートで変わっている可能性があります。
概要
UltraSnance が、ダイヤ帯のテリー使いに対して行ったコーチングの配信です。8:01 からのトレーニングモードでの解説が本編で、通常技の役割分担と**スペーシングトラップ(置き技で相手の技を刺す形)**が中心です。
UltraSnance は冒頭で、自分が勝てた一番の理由は「キャラ知識」で、間合いを取ったフレームトラップやセットアップで当てていたと述べ、それを教えるという流れで始めています。
この記事は英語の原文の文字起こしだけを根拠にしています。
内容
| 時間 | 項目 |
|---|---|
| 00:00 | イントロ |
| 01:18 | 対戦(5先)1本目 |
| 08:01 | トレーニングモードでの解説 |
| 45:47 | 対戦(5先)2本目 |
具体手順
テリーは「大きな空振りへの確定反撃」が苦手
- テリーは大振りな空振りに確定反撃を入れるのが苦手で、相手が空振りすることを読んで先に置いておく必要がある。反応してから返すのは難しい。
- 他のキャラなら空振り確定反撃に使う立ち強Kは発生12Fで遅い。
- 立ち強Pは発生自体は良いが、このゲームの強Pの中でもリーチが最も短い部類。 「だから他のキャラの強Pとは違う用途で使う技」という位置づけです。
しゃがみ中Pを軸にする
- 多くの人が空振り確定反撃に使うのはしゃがみ中P。 UltraSnance は**「ベガのしゃがみ中Pとほぼ同じ技で、リーチも同じくらい」**だと説明しています。
- 用途は3つ。
- 空振りへの確定反撃。
- 相手のドライブラッシュへのチェック。
- コンボ始動。ドライブラッシュから当てれば、そのまま立ち強Pに繋げられる。
- 「このキャラで一番よく使っている技のひとつ。何にでも繋がる」と述べています。
立ち中Pはターゲットコンボ用
- 立ち中Pはターゲットコンボのための技で、ドライブラッシュから当てても繋がる先がほとんどない(立ち弱Pくらい)。
- そのためドライブラッシュからはしゃがみ中Pを使うという整理です。
パワードライブ(立ち中P → 立ち強P)の先端置き
- この間合いの先端でパワードライブを置いておくと、相手がしゃがみ中Pなどを振ったところに刺さる。
- ガードされた後も、相手が弱Pを擦ってくるならそこに勝てる(トレーニングモードで相手に弱Pを連打させて実演しています)。
- カウンターヒットすれば立ち強Pまで繋がるので、「相手が擦るタイプだと分かったらこの選択肢を出す」という使い方をしています。
もう一方のターゲットコンボはコンボ専用
- 立ち中P から出るもう一方のターゲットコンボ(パワーシュート)はガードされると -14Fなので、ドライブラッシュから使う技ではなく、コンボの中だけで使うと述べています。
立ち中K
- 立ち中K はテリーで一番好きな技で、過小評価されていると述べています。
中 バーンナックルの後のドライブラッシュ中段
- 中 バーンナックルを当てた後にドライブラッシュから中段を出すと、持続の重ねになる。
- テリーの中段は発生がとても遅いので、当たると思っていない相手にはそのまま刺さる。
- 相手がジャストパリィを取らずに普通にガードした場合も、そのまま前述のスペーシングトラップの間合いに繋がるのが強い理由だとしています。
ドライブラッシュの選択肢を循環させる
相手が慣れてきたら、次の3つを使い分けると述べています。
- ドライブラッシュ中段。
- ドライブラッシュしてそのままガード(相手の OD 無敵技やジャストパリィを空振りさせ、そこから歩いて投げる)。
- 歩いて立ち中Kを重ねる(これは手動でタイミングを取る)。
前方ステップ2回からの投げ重ね
- 前方ステップを2回入れてから投げると、投げの重ねになる。 距離を大きく詰められるのが利点で、高いランク帯でないと投げの重ねを警戒していないとしています。
- 読まれていると感じたら、前方ステップしてから歩いて下がる。
- 入力は**「1、2」とすぐに続けて出す必要がある**と指導しています。
微歩きからのしゃがみ中P
- 微妙に前歩きしてからしゃがみ中Pを当てると、ガードさせて ±0F、タイミングによっては +2F になる。
- UltraSnance は**「テリー使いがあまり使っていない選択肢だが、プロは代わりに2ヒットさせるフレームキル版を使うことが多い」**と述べています。
しゃがみ弱P → 立ち弱P → 強 ライジングタックル
- 強 ライジングタックルに繋げたいときは、しゃがみ弱P → 立ち弱P → 強 ライジングタックルという並びが出しやすいと紹介しています(タイミングは少し独特)。
- 最初をしゃがみにしなくても成立するが、本人はしゃがみから入るほうがやりやすいとのことです。
この記事に書けなかった部分
トレーニングモードの解説は、画面を見ながら「これ」「この技」と指す形で進んでいて、コンボの始動から締めまでが音声に技名として出てこない箇所が多くあります。 特に画面端のコンボ(24:00 以降)は、レシピが一度も言葉になっていません。 推測で補っていないため、この記事には書いていません。
元動画・記事
- This Terry Tech Will IMMEDIATELY Get You To Master Rank! | Street Fighter 6 Coaching Session — UltraSnance(2024-12-14)
- https://www.youtube.com/watch?v=MY6ayjVOQnE
メモ
英語原文の技名と公式技名(日本語)の対応
| 動画の表記 | 公式技名 |
|---|---|
| crouch medium punch | しゃがみ中P (しゃがみストレート) |
| stand medium punch | 立ち中P (ストレート) |
| heavy punch | 立ち強P (ボディ) |
| heavy kick | 立ち強K (回し蹴り) |
| medium kick | 立ち中K (ミドルキック) |
| crouch light punch / standing light punch | しゃがみ弱P (しゃがみジャブ)/立ち弱P (ジャブ) |
| heavy Rising (tackle) | 強 ライジングタックル(→↓↘+強P) |
| medium burn knuckle | 中 バーンナックル(↓↙←+中P) |
| medium crack shoot | 中 クラックシュート(↓↙←+中K) |
| overhead | テリーの中段は公式技名ではハンマーパンチ(→+強P、属性「中」) |
| target combo | 公式では特殊技のパワードライブ(中P強P)/パワーシュート(中P強K)/パワーダンク(中P強K強K) |
| drive rush / perfect parry / OD reversal | ドライブラッシュ/ジャストパリィ/OD の無敵技 |
| meaty | 重ね |
| spacing trap / frame trap | 置き技で相手の技を刺す形/連係の隙間で相手の暴れを刺す形 |
| shimmy | シミー |
「ベガのしゃがみ中Pとほぼ同じ」というのは UltraSnance の説明です。 公式フレームデータで両者を比べると別の数値になるため、リーチが同じという主張は公式データでは裏が取れません。
公式フレームデータとの照合
- ✅ 立ち強K (回し蹴り):公式は発生12F、ガード時 -4F、ダメージ900。動画の「発生12Fで遅い」と一致します。
- ✅ 立ち強P (ボディ):公式は発生9F、ダメージ800。リーチは公式フレームデータに載っていないので、「このゲームで最もリーチが短い部類」というのは UltraSnance の評価です。
- ✅ しゃがみ中P (しゃがみストレート):公式は発生6F、ヒット時 +5F、ガード時 -1F、ダメージ600。微歩きから当てて ±0F から +2F になるという値は公式フレームデータに無い数値で、歩いて距離を詰めた分の実測値です。
- ✅ パワーシュート:公式はガード時 -14F、発生18F、ダメージ600。動画の「ガードされると -14F」と一致します。
- ✅ パワードライブ:公式はガード時 -5F。先端で当てたときの硬直差は距離で変わるため、公式の単体の値とは別の話です。
- ✅ 立ち中K (ミドルキック):公式は発生9F、ヒット時 +5F、ガード時 -2F。
- ✅ ハンマーパンチ:公式は発生22F、属性「中」。動画の「中段は発生がとても遅い」と一致します。
- ✅ 強 ライジングタックル:公式は発生7F。
公式のバトル変更リストとの関係(この記事の前提が変わった箇所)
配信(2024年12月14日)より後に、この記事で扱った技に次の調整が入っています(公式のバトル変更リストより)。
立ち中P:①ヒット時の硬直差を+1F⇒+2Fに変更しました。 ②攻撃持続1F目の攻撃判定を前方に拡大しました。 ③パワードライブ/パワーシュートへのキャンセル可能タイミングを1F遅くしました。 ④パワードライブ/パワーシュートへのキャンセル可能時間を1F延長しました。 2025/06/06 ③パワードライブ/パワーシュート/パッシングスウェーへのキャンセル可能タイミングを1F遅くしました。 ④パワードライブ/パワーシュート/パッシングスウェーへのキャンセル可能時間を1F延長しました。(202506 Ver.)
パワードライブ (中P>強P):①ダメージを700⇒1100に変更しました。 ②攻撃発生を16F⇒15Fに変更しました。 ③即時補正30%を追加しました。(202506 Ver.)
しゃがみ中P:①攻撃判定発生~動作終了まで、足部分のやられ判定を前方に拡大しました。 ②腕部分のやられ判定が消失するタイミングを硬直終了2F前⇒硬直終了時に変更しました。(202506 Ver.)
しゃがみ中P:空振り時の硬直を14F⇒15Fに変更しました。(2026年3月17日)
立ち中K:硬直終了間際の先行入力受付時間を増加しました。(202506 Ver.)
ドライブラッシュから発動時にコンボを狙える中段攻撃ガード時の硬直差を-3Fに統一し、ガード後の距離を調整しました。(2026年3月17日・全ファイター共通)
- しゃがみ中Pはやられ判定が前方に拡大し、空振り時の硬直も1F増えているので、「置いて空振り確定反撃を取る」使い方のリスクは動画当時より上がっています。
- 中段のガード時の硬直差が -3F に統一され、ガード後の距離も調整されているので、「ドライブラッシュ中段をガードされてもそのままスペーシングトラップの間合いになる」という説明も当時の話です。