概要
相手がバーンアウトしている状況で、連続ガードにせず SA3 ライジングファングを単発で撃って削り倒すという手法を扱った記事です。書き手は「削りーサル」という造語で呼んでいます。
テリーの SA3 ライジングファングは無敵が長く発生も速いため、相手が暗転を見てから無敵スーパーアーツを合わせる「暗転返し」に対して、後から出したほうが勝つという主張が中心で、当時の25キャラ分を実際にトレーニングモードで検証した結果の一覧が載っています。
内容
- なぜ通常は連続ガードにして削るのか(暗転返しの仕組み)
- テリーの SA3 ライジングファングが暗転返しに勝つ理由
- 25キャラ分の暗転返し検証結果(どのスーパーアーツで返されるか)
- 撃ちどころ(起き攻めで直接重ねる/前方ステップから)
- 微遅らせのスーパーアーツ返しで返される可能性について
- 2025年8月4日の追記(ガイルの例)
- 2025年5月12日の追記(投げで残り体力1000を切るならほぼリーサル)
- 2025年7月7日の追記(中 パワーチャージで黄色にしてもドットが残った例)
具体手順
1. 前提(記事の説明)
- ストリートファイター6では通常時は体力が削れず、代わりにドライブゲージが削れ、ドライブゲージが枯渇するとバーンアウト状態になり、そこで初めて必殺技で体力が削れる。
- SA3 だと大きく体力が削れるので、通常技キャンセル SA3 や必殺技キャンセル SA3 でリーサルにできる。
- 通常、連続ガードで出すのはバーンアウト中の相手はスーパーアーツでのみ無敵技があり、暗転を見てから演出中に入力することでガードせずに無敵で返せる(暗転返し)ため。
- 今作は暗転返しについては、入力した後にボタンを押しっぱなしにすれば最速で出る仕様(ジャストパリィ後も同じ)なので簡単、と書かれています。
2. テリーの SA3 が暗転返しに勝つ理由(記事の主張)
- テリーの SA3 ライジングファングはライジングタックルと同じ系統の動きで無敵が長く、暗転返しに勝つ。
- 浮いているのでコマンド投げ系の無敵も効かない。
- 発生も速いので、見てから後方ステップやジャンプもできない。
- そのため密着で SA3 を放ったら勝ちという状況が存在する、という整理です。
3. 撃ちどころ
- 起き攻めで直接重ねる。
- バーンナックルの微不利から撃つ
- ファイヤーキック → クイックバーンから
- クイックバーンをキャンセルせずに出してもよい(操作の安心感が増す)
- **前方ステップから。**前方ステップに確定を取られなければリーサル。
4. 25キャラ分の暗転返し検証結果
検証方法は記事に明記されています。トレーニングモードで2Pテリーに「ジャンプ → 前方ステップ → SA3」をレコーディングし、1P側のキャラはモダンタイプにして、演出を見てからボタンを押しっぱなしにする。
| キャラクター | 結果 |
|---|---|
| ルーク | 全勝ち |
| ジェイミー | 全勝ち |
| マノン | 全勝ち |
| キンバリー | SA2でスカされる |
| マリーザ | SA3に完敗 |
| リリー | SA2に負け |
| JP | SA3にスカされ密着4F不利 |
| ジュリ | 全勝ち |
| ディージェイ | SA2に負け |
| キャミィ | SA2に空かされる |
| リュウ | SA3に負け(カス当たり) |
| エドモンド本田 | SA2にスカされる |
| ブランカ | 全勝ち |
| ガイル | 全勝ち |
| ケン | SA3に負け(ロックなし) |
| 春麗 | 全勝ち |
| ザンギエフ | SA1に完敗/SA2は勝つがカス当たり |
| ダルシム | 全勝ち |
| ラシード | SA3相打ちカス当たり |
| A.K.I. | 全勝ち |
| エド | 全勝ち |
| 豪鬼 | 全勝ち |
| ベガ | SA2でスカされる |
| テリー | SA2でスカせる/SA3に負け(ロックなし) |
| 不知火舞 | 全勝ち(焔のストックがあっても同じ) |
- 記事のまとめ:**SA3で明確に負けるのはマリーザだけ、次点でケン。**意外にSA2でのみ対抗できるキャラが多い。
- 負けるにしてもカスヒットになる相手については、ゲージを吐かせられるという意味でやってよい場面もありそう、としています。
- 連続ガードで削れたのにあえて連続ガードにせず撃つ形は、やるならラウンドを取られている2ラウンド目という使い分けが書かれています。
5. 微遅らせのスーパーアーツ返しについて
- 微遅らせのスーパーアーツ返しにすれば返される可能性もある。
- テリーの SA3 は発生8Fなので、演出の終わりを見極めて1-7F 遅らせる必要があり、テリー対策をやり込んでいる相手しかやってこないはず、としています。
- マノンのSA1はクラシックタイプでやると微遅らせになってしまい返された、という例が挙げられています。モダンタイプにしてボタンを押しっぱなしにすることで安定して暗転返しのデータが取れたと書かれています。
6. 追記
- **2025年8月4日:**ガイルは暗転返しが成功するタイミングがあった。ただしロックなし。
- **2025年5月12日:**モダンタイプの相手なら暗転返しをしてくれると期待してやってみて成功。**投げて残り体力1000を切るならほぼリーサル。**リプレイで検証したところ、遅らせてジュリ側が勝つタイミングはあったが非常に難しい、としています。
- **2025年7月7日:**リプレイ検証で、中 パワーチャージで黄色体力にしてからのトリプルゲイザーでドットが残る例を初めて見つけた。そのリーサルはバーンアウトまで走って弱 ライジングタックル → SA3 だった、と書かれています。
元動画・記事
- 【スト6テリー】削りーサル2.0 — どむとりあ(2025-05-08)
- https://note.com/domuttlia3000/n/n09d4e850cf1d
メモ
記事の略称と公式技名の対応
| 記事の表記 | 公式技名 |
|---|---|
| SA3 | SA3 ライジングファング |
| バーンナックル | 中 バーンナックル/強 バーンナックル(強度の指定なし) |
| ファイヤーキック | ファイヤーキック |
| クイックバーン | クイックバーン |
| 中パワチャ | 中 パワーチャージ |
| 小昇龍 | 弱 ライジングタックル |
| トリプルゲイザー | SA2 トリプルゲイザー |
| 前ステ | 前方ステップ |
| バクステ | 後方ステップ |
| ジャスパ | ジャストパリィ |
- 「削りーサル」「たわけ削りーサル」「パワハラウェイブ」は記事の書き手の造語です。
- 「暗転返し」はサイトの用語集にない語ですが、公式のバトル変更リストと参考記事で使用実績があります。記事の表記のまま残しています。
- 「カス当たり」「ロックなし」は記事の表記のまま残しています。
公式フレームデータとの照合(2026-09-26 取得・記事に数値が出てくる技のみ)
| 技 | 発生 | ガード | ダメージ |
|---|---|---|---|
| SA3 ライジングファング | 8 | -50 | 4000 |
| クイックバーン | 10 | -5 | 900 |
- ✅ 記事の「テリーのSA3は発生8」は公式と一致します。
- ✅ 記事の「無敵が長い」は、公式の備考が 1-16F 完全無敵 であることと整合します。あわせて **最低保障ダメージ50%**の記載があります。
- ✅ テリーの前方ステップは公式データで全体 19です。
- ⚠ 「浮いているのでコマンド投げ系の無敵も効かない」について、公式の備考には SA3 ライジングファングの空中判定の記載がありません。記事の実測に基づく主張として扱ってください。
- ⚠ 25キャラ分の勝敗は記事の実測結果です。公式データに暗転返しの勝敗を示す項目はありません。
公式の調整履歴との関係
- 公式のバトル変更リスト(キャラクター別・テリー・2026年3月17日)に、SA3 に関する次の記載があります。
特定の必殺技からキャンセル発動した際の攻撃発生を3F⇒2Fに変更しました。
記事が扱う「単発で撃つ SA3」の発生は変わりませんが、必殺技キャンセルから出す場合の発生が速くなっています。
- 公式のバトル変更リスト(キャラクター別・テリー・2025年6月)に、クイックバーンの調整として次の記載があります。
①動作中の移動量を増加しました。 ②ガード待機判定を前方に拡大しました。 ③キャンセル時のSA3/CAの攻撃発生を早くしました。
記事が撃ちどころに挙げている「ファイヤーキック → クイックバーン」から SA3 につなぐ形に関わります。記事の公開は2025年5月8日で、この調整より前のものです。